カーブスに、行ってみようと思ったのは、今から約10年前に、義母が圧迫骨折になり、同時期に私も腰を痛めていて、家で療養中の母の介助が思うようにできなかった時がありました。主人は一人息子なので、私しか介護する人がいない状態で、何かしないといけないと、知り合いの紹介で仕事の帰りに、行くようになりました。母には内緒だったので、1週間に1回から始めました。
その母が最近97歳で、亡くなり四十九日を済ませましたが、母は、95歳までは、愛車である押し車を押して、近くに買い物に行ったり、病院に行ったりしていまして、自宅の階段も「危ないから止めて」と言っても、「リハビリや」と言って毎日上がっていました。実に嫁孝行な母で、1年の施設入所の後1週間の入院で、旅たちました。
そんな母を見習って、母の年までは無理でも、健康寿命を少しでも伸ばそうと、そして私も、嫁孝行でいたいと願い、母の為に始めたカーブスが、すっかり自分の為になっていることに感謝して、今日も微笑む遺影の母に「行ってきます」と告げ、コーチやメンバーさんの笑顔に会いに、カーブスへの階段を駆け上がります。