♪もういくつ寝るとお正月♪
 幼い子どもの頃は、お正月が待ち遠しくて、せわしく働く大人を横目でながめては、小さな声で歌いながら、一日が本当に長く感じられた。
 ところが今(77才)は、"えっ?もう2月が終わりになっちゃった?"
つい先日お正月を迎えたと思ったら、もう3月。子どもの頃は一日が長く感じられたのに、この年令になると一週間があっという間に過ぎてしまう。
 我が家の近くに、移り住んで早や20年近くになる家族がいるが、男の子が2才だった。
 その子供が今は、自転車に乗ってスイスイと出かけている。私も50代で若かったのに一年一年あの世が近くなってきている。
 身体は毎日変化すると聞いた事があるけど、若くなるのではなくて、確実に中古車のように、あちこちガタがきて、修理が大変だ。
 大事な友だちが現在入院中だ。それもかなり悪い状態で、介護師さんから、「延命治療は希望されますか?」ときかれて、まだ本人は生きて頑張っているのに、と思って腹が立った。と娘さんが言っていた。
 最近は、娘さんと朝散歩するようになったと、嬉しそうに話していたのに。「歩く力が少しずつついてきたのがわかるのよ。」と言っていたが、とにかく運動が苦手で、車の生活が多いため、少し歩くと、息切れがするとの事だった。
 カーブス無料体験があり、二人で行った事がある。私がカーブスに行き始めた事を話すと、「私も頑張って行ってみようかな。」なんて言っていたが、結局来なかった。
 77才、後期高齢者、嫌な響きだけれども、確実に年をとって、体力、筋力は落ちていく。認めたくないけど、現実だ。私はピンピンコロリで逝きたいし、まず、夫を見送る大きな仕事があり、そのためにカーブスに通っている。
 3年前に、友だちがあまりにも誘ってくれるので、(牛につれられて善光寺まいり)そう思ってカーブスの入り口をくぐった。
「こんにちは!!」
明るい元気なスタッフの声、そして、運動をしている方々のはつらつとした動きと笑顔に圧倒された。
 30分程、話を聞いたけど、何の話だったか、記憶にない。「あさ子さん、計測してみようか」日頃本当によく動いているので体力には自信があったけど、「あさ子さん、筋力が年より落ちてるよ。」どれ位落ちているのか、聞くのを忘れる位のショックを受けた。
 体力と筋力の違いがわかり、即入会した。
 カーブスの機械は年令に関係なく誰もがやれる。しかし、機械をきちんと使いこなすと本当に大変だ。
 スタッフも使い方のみを指導して、あとは個人に任せている。しかし、時々、手、腰、腹に手をそえて、「おなかに力が入ってないよ。もっと力入れて。」「手を回すんじゃなくて、肩と腕に力を入れて回すんやよ。」
少しずつ少しずつ使い方に深みを入れていく。
 現在3年目に入ったけど、まだ使い方を間違えて時々注意される。スタッフの言葉をきいて、修正しながら使い込んでいくと、77才の私には、30秒の運動がきつくて、あと1回、あと3秒、というところで力をぬいてしまう。「あさ子さん、あとひとおしなのに。そこで頑張るか、頑張らないかで、差が出てくるんやよ。」(そう言われても身体がいう事を聞いてくれないんだもの。)と思いながらも、一生懸命続ける。
 カーブスで、多くの友だちができたし、筋力づくりだけでなく、ストレス解消にもありがたい。
 今は、コロナでマスクをつけなくてはいけない。最初はつらかったが、慣れてくるとできるものだ。コロナは終息して、マスクなしで気持ちよく運動が出来ると最高!!
 その日が早く来る事を待ち望んでいる。
 生命を支えるものはいろいろあるけれども、私にはカーブスが今の健康を支えてくれていると思っている。
 私をカーブスに導いてくれた友だちに感謝。そして、仲間やスタッフに心から感謝している。元気でいるために、これからもカーブスに通い続けよう、と思っています。