主人がなくなって、カーブスへ行くようになって、仕事を始めてすべて5年です。

平成15年に主人がステージⅣの食道ガンになり、抗がん剤・放射線・手術をして余命一年と宣告された年。やさしく思いやりがいっぱいの楽しい48年の結婚生活でした。思いやりがいっぱいの人が病気によって、生活が一変し輩になった。鬱にもなり毎日がおこりっぽくなったり私にあたりだす。人間はこんなにかわれるとは本当にびっくり。私は、毎日泣く日々でした。

 主人も私の姿を見てこれでは共倒れになると思ったのでしょう。「お母さん、おれの看病ばかりしていると病気になるので何かをしたらどう。」と言ってくれました。以前から仕事を定年になったら運動が好きなので何かやってみたいと思っていました。以前から看板をよく見ていたカーブスというのを思い出していました。どんな所だろうか、なじむ事が出来るだろうか。色々考えているとなかなか足がむきません。いろんな友達、近所の人とかにカーブスの事を聞き、Mさんにたどりつきました。

 体験一週間して初めて知る事が出来ました。朝から泣いていた私が3時からカーブスへ行き、気持ちを切りかえる事が段々出来るようになり、毎日泣いていたのが3日に一度となり、一週間に一度と少なくなりました。コーチからも「今日は元気に来ましたネ。」「今日は髪の毛を切ったのですね、よくにあっています。」うれしい言葉を聞き、楽しい時間でした。

 最後主人が救急車をよんでほしいといった日は、先生の余命一年をすぎていました。でも病院へついたが低酸素脳症で意識はありません。主人と別れの日が近くなっている。ローソクの火がだんだん短くなっていくのがわかる迄になりました。私はわがままでこのまま主人がなくなれば私はこれからどうしたらいいのかわからなくなっていました。もっと主人の気持を考えて、おこられてもいいので話をしたかった事が、後悔をしています。毎日反省の日々でした。

 主人がなくなってこのままでは自分はだめになると思い、仕事を探し今にいたっています。カーブスは主人がなくなってからも休まずリフレッシュの場としてガンバッテいます。

 今は仏様(主人)と一緒に毎日楽しくすごしています。娘達にはカーブスの様子を聞かせています。親子で行ける日を楽しみにしています。