「お母さん、顔のシワ、なくなったね」1か月振りに会い、ランチを共にした時の息子のひと言。カーブスを始めて1年半過ぎの頃だ。今まで母親の容姿について"評価"などしたことがない30才すぎの息子の言葉に、一瞬、思考が止まり、どんな返事をしたのか記憶していない。翌日、改めて鏡を見た。(毎日見ていたが...)そういえば、眉間のシワが浅くなり、目元のシミの色が薄くなっているではないか!
 早速、カーブスのコーチに話すと、「そうなんです。その報告をしてくれるメンバーさんが何人もいますよ」との返事。これは本物!!
カーブスに通い始めてからの生活をふり返ってみた。まず、仕事を退職し息子たちが独立し、人生初のひとり暮らし。1日のすべてを自分のための時間に使える。
ジムに通ってみたいと思った矢先、カーブスと運命的な出会いで始めた。わずか30分の運動は"正しく"行うことで体の変化を実感。いくつになっても筋肉を増やせることを改めて知った。さらに、たんぱく質12点の効果。それまでの食事にプラス1点ずつ加えることで確保。好きなものを加えるだけなので楽しくできる。(ただし、エンゲル係数は上がるが)
 昨年のコロナによる休業中も、ストレッチとともに食事も守っていくと、うれしい変化が現れた。
毎朝、計測していた体組成の数値を記憶していたものをグラフ化すると、体重、体脂肪が少しずつ減少、筋肉は維持できていることが一目瞭然、大きな励みになった。そして、秋の健康診断での結果にも変化が。LDLコレステロールが下がり、10年ぶりの基準値内となりさらに中性脂肪が2ケタの数値になったのだ。これら1つ1つの事をコーチに報告すると「すごい!良かったですね」とほめられ幸せホルモン100%の達成感。そしてそして思いがけない"幸運"カーブスの冊子に写真を載せていただき、人生初のモデルを経験できたこと。65才になっても女優メイクやブランド服でほめられながら写真撮影は幸せホルモン200%、夢のようだった。
今年に入ってから自らの体で"実験"を思いついた。1つめは趣味のウォーキングコースに坂道をとり入れたこと。歩数は変わらないが負荷をかけたことで太ももが締まってきた。
 2つめは大好きなさつま芋を間食ではなく食事の一部にすること。昼食はパンをやめ、ふかし芋に代え、たんぱく質6点も守りながら味わった。パンより満腹感があり、エネルギー量も低いので体重を増やすことなくランチを楽しんでいる。今後もヒラメキをもとに試作、実験をしたいと思う。
そして、目標の1つに山登りがある。それは、北海道の山の中にある美しい湿原を訪ねること。今まで登山に自信がなかったが、持久力もついた今、チャレンジしてみたい。カーブスをきっかけに様々な体験と出会いがあり1日のリズムができ、楽しくすごせる「高齢者」になったことは、自分へのごほうびになっている。