Change station's now
いつも通りの音楽とセリフ、同じ同じ!いつのまにやら笑っている私。
この時私の心に長い間入っていた氷のトゲがぬけるようにゆっくりと溶けていきました。
私は去年までカーブスに12年通う平凡な1人でした。新型コロナウイルスが広まり2月後半ビニール手袋、マスクをしてお教室に通っていましたが、あるジムで感染者が出たり、まだまだどのように感染していくのかわからない状態で90才と89才の両親がいる私はとうとう行けなくなりました。コーチから電話があり休会扱いとしていただきました。
心にトゲがつきささったようでした。まわりの人達の事を思うと私だけカーブスに行ってよいのだろうか?行きたいのに行けないジレンマ。
 緊急事態宣言、筋トレを休んでいても自転車に乗っていたりウォーキングをしているから大丈夫と高を括っていました。体脂肪率の増加、筋肉量の減少、二の腕のぷよぷよが歩くたびにぶつかるようになりました。何か運動をしなければとあせるばかり。YouTubeのヨガ、ストレッチ、色々挑戦しましたが長続きしません。カーブスはお教室に通えず休会ばかりで申し訳ないのでいずれ辞めなければいけないだろうと思っていました。
 そのような時9月、コーチから新しい試みで「おうちでカーブス」を教えて頂きました。どうせヨガみたいになるだろうと半信半疑で始めたら冒頭の音楽が聞こえてきたのです。誰がこのボールトゴムだけでお教室の機械と連動するかのような動きを考えついたのでしょうか?
おうちでカーブスを始める前、会員さんのいないコーチのお昼休みに体力測定の片足スクワットを測って頂きました。コロナ前の体力測定より両足とも数が減っていました。きつくて立てなくなっていました。
 おうちでカーブスを初めて1ヶ月程、二の腕のお肉があたらなくなり、スーパーの階段で一段飛ばしが楽々できるようになりました。おうちでカーブスは1人ではありません。コーチの声かけ、始めと終りに一緒にやっている人達の声を聞くと私だけが悩んでいたのではないのだと思い知らされます。色々バージョンアップして様々な試みをしてくださるので飽きません。短時間しかできない時、肩こりのひどい時の上半身のみ、など。コロナ禍で旅行に行けない人を背景で外国のお城、紅葉の名所、雪景色へと連れ出していってくれます。
閉塞感に包まれたコロナの時代、おうちでカーブスは、コーチ達の声かけが前向きな希望を与え高揚感をもたらします。八方塞がりの私を救い出してくれたのが、おうちでカーブスでした。