昔から運動は大キライ!習い事はほとんど三日坊主。そんな私がカーブスを始めてみようかと思ったきっかけは、旅や散歩が大好きでアクティブだった母が、ある日、部屋でめくれあがったじゅうたんに足を取られ転倒。
入院こそしなかったが、それ以来、日常生活が不自由になりお出かけもしなくなり、部屋に閉じこもるようになった。

他府県に暮らしており、私も仕事が忙しくなり、あまり母の様子も見に行かず放置してしまっていたところ、かかりつけのお医者様から「お母さんの様子がおかしい」と連絡を頂いた。誰とも話さず、閉じこもる母は、認知症を発症していたのだ。そこから一進一退。認知症は進行し、やっと受け入れてくださる介護施設が見つかり入所したものの、3カ月後に母はあっけなく亡くなった。

未だに私の記憶の中にある母は旅先で大手を振って歩く姿の母だ。そんなアクティブだった母が、室内で転倒したことによって、あれよあれよと弱っていく母を見て、足腰をきたえることの重要さを改めて認識させられた。
しかし、その時の私は、50歳目前。

20代の人に混ざってジムで汗を流すことにちゅうちょした。そんな時、ちょうど自宅と仕事場の中間にカーブスがある事を知った。詳細を確認したところ、時間指定や曜日指定もないみたいだし、仕事終わりに寄れたら続けられるかもしれない。とゆうわけで入会を決めた。

以前に体が硬すぎて、ポーズが取れず、ヨガをやめた私だが(笑)カーブスのマシンは運動オンチの私でも難なく動かせたし、慣れてくると、自分で負荷を変えられるので楽しくなってきた。マシンとマシンの間のクールダウンの足踏み中には、慣れてきた頃、コーチやメンバーさんとの他愛もない雑談が楽しくなってきた。(今はコロナでおしゃべりも自粛中)

入会した時にちょうどカーブスプリンセスが開催されてて、同じチームになった先輩メンバーさんが早速、名前を呼んでくださり、「一緒にがんばりましょう!」と言ってくださった事もすごく励みになった。

休日は予定がいっぱいの私は、仕事終わりに利用することがほとんどなのだが、仕事でクタクタだなと思っていてもカーブスに来て、運動して汗を流した方が不思議とスッキリする。そして、ちょっと仕事で嫌な事があり、イラっとしている時でもメンバーさんと交流して大笑いしてる内に「あれ?私、何にイライラしてたんだっけ?」となっている。(笑)
健康維持、筋力をつけるという事が第1目的ではあるんだけど、私にとっては、仕事モードからオフモードにリセットする役目をカーブスが担ってくれているように感じる。

それが証拠に、昼間カーブスで運動した時は、脈拍が普通に黄色⑲~緑色㉔になるのに、仕事後に運動した時は赤(18以下)のままで副交感神経が優位に立っているのがわかる。運動効果にはいい事ではないかもしれないけれど、私の精神面にはかなり良い効果。
そうやって楽しみつつ、続けているうちに、体も心なしか締まってきた気がする。

今年の11月で4年目になる。習い事3日坊主の私には快挙だ。今は、5年目のゴールドカードを目指している。そして足腰が動く限り続けて、プラチナカードの元気な大先輩メンバーさんの様な元気なおばあちゃんになるのが夢だ。