「何言ってるんですか!そんなにいいものじゃないんですよ!この病気でやせるということは筋肉が落ちているんです。筋肉が落ちるとダメなんですよ。」毎月1回のパーキンソン病の診察に行った時、「いかがですか。」と尋ねた医師に私は嬉しくて笑顔で「体重が減ってスリムになりました。」と答えた。医師からこんこんと筋肉の大切さを諭されたことがカーブスの門を叩くきっかけとなった。
 それまでにもカーブスのことは聞いており、友人にも誘ってもらってはいたけれど日・祝日以外は仕事の毎日の中でカーブスでの運動を続けることは難しいと二の足を踏んでいた。しかし先程の医師の言葉により私はカーブスを訪ねコーチより説明を受けることとなった。
 元々運動が苦手で意志の弱い私は自分だけの努力で筋トレを続けることは無理だと思っていたのでカーブスのシステムは自分に適していると感じた。失礼ながら「こんな程度でいいのかな?」と感じる位のマシンを使っての楽な運動、これなら私にもできる!私は昨年6、カーブス「四条大宮」のメンバーとなった。私の健康を気遣ってくれる夫が私をカーブスへと送り出してくれることもあり、現在は週2回の参加を目指している。
 見回せば色々な方がそれぞれに身体を動かしている。私は知らないけれども一人ひとり悲しみや苦しみ、悩みを抱えて生きておられるかもしれない。でもここカーブスで出会って「おはようございます。」「お疲れ様でした。」と笑顔で声をかけ合い、共に身体を動かしそれぞれに心の荷物を少しずつ軽くしてまたそれぞれの所へ帰ってゆく。そしてそれぞれに自分の務めを果たしている。何といとおしくすばらしいおばちゃんたちか!私もこのすてきなおばちゃんたちと共に身体を動かし心も身体も健康になって自分の場所で笑顔で輝きたい。ささやかな光りであっても辺りを照らすものとして生きてゆきたい。
 診察の前に看護師さんによる問診がある。「お箸でご飯を食べられていますか。」ああ、いつかはお箸でご飯が食べられなくなる日が来るのだ。「来るなら来い!カーブスで筋トレして負けないぞ!!」この時代良き薬が開発され、良き医師に巡り合い、夫をはじめ周囲の皆さんに支えられ私は何と幸福者であるか。
 今日もコーチと仲間の笑顔がカーブスで待っていてくれる。今日も「カーブスに行って来まぁーす!!」