私が最初に入会したのは2016年。
それから7年...
休会・再入会を繰り返しながら、本当に色々な事ありました。私は事故で脚を悪くし、市が経営するジム・ヨガ・水泳に週一回通っていましたが、なかなか良くならず...。
そんな時、テレビCMでカーブスを知り入会しましたが、正直、期待はしていませんでした...。でも、カーブスで筋トレを始めてから、みるみるうちに回復して...周りのメンバーさんから、
「あんた、元気なったな」
「最初は続くんやろかって心配してた」など色々と声を掛けられるようになりました。
このまま、もっともっと、脚も強くなり、元気になっていくんだと思ってました。
しかし...。
 2018年2月に、病院検査中に倒れ、目が覚めるとベットの上に居ました。検査入院して原因を調べる為、3カ月ほど、カーブスを休会しました。そして、退院後にカーブスに復活しましたが、2019年8月に、イレウス(腸閉塞)で入院した為、また、カーブスを休会することになりました。
退院後、又、カーブスに復活して、週6で元気に通っていましたが...2020年10月頃から、原因不明の腰痛に悩まされ、腰にブロック注射を打ちながら、ヨタヨタとカーブスに通っていましたが、痛みも良くならず、何度も検査しても原因がわからない状態だったので、大きい病院で検査をする事になりました。
診断結果は!!
国の難病(指定難病71)
【両足大腿骨頭壊死症】
左脚ステージ4 右足ステージ3
 大腿骨頭壊死症とは、血の巡りが悪くなって脚の付け根の骨が壊死していく病気です。この病気は、10万人に18.2人の割合で発症するそうです。
病院の別室に呼ばれ病名を聞くが、壊死?えし??え??と耳を疑いました。先生「看護師さんから説明あるから、保健所行ってください!」と大腿骨頭壊死症の冊子を受け取り看護師さんの説明を待っている間に壊死と言う文字と自分のレントゲン写真を見て涙が出てきました。書類をそろえて別室に入ってきた看護師さんが
「大変なことになりましたね...大丈夫?」
「書類が揃ったら手術できるので頑張って」
 病院を出て、車に乗り車の中で一人、ワンワンと泣きました。一日中、激痛がくる脚の痛みより、病名にかなり心が折れました。暫く泣いた後、家族に連絡しました。
 夫も娘も「それって、治るん?冗談やろ?」と笑っているのです。レントゲン写真を見せるまで冗談だと思っていたそうです。カーブスで元気な心と身体を貰い、幸せな日々を過ごしていたのに...
 なぜ?なんで?私が...
泣いて過ごす日々が続きました。でも手術すれば、きっと良くなる。
 脚が不自由なのに、国に申請する用紙はとてつもない量で参りました。この身体で保健所に行けと?本人が国に申請しないといけないそうで国の指定難病の黄色い保険証ができるまで3カ月くらいかかりました。コロナ禍ということもあり、手術は予定より延びて、2021年4月に左脚の手術をし、退院後はリハビリをしながらサーキットを回ってました。
 それから、半年後の11月に、右足の人口関節の手術をし、両足が人口関節になってしまいました。レントゲンがサイボーグそのものでした。すぐに回復して、いつも通り、歩けて、カーブスに復活できると思っておりました。でも、立てないんです...。私は絶望の淵に立たされた気がしました。
 リハビリの時間以外は、ずっと車椅子生活。
 両脚なので、松葉杖でもなかなか歩く事ができませんでした。家のお手洗いに行くのも一苦労で大変でした。
 体力も筋肉も落ちて、何をするのも時間がかかり、カーブスの復帰はもうできないだろう、もうメンバーさんと一緒に筋トレは出来ないんだと思っていました。
 退院後は、病院に痛いリハビリに通うだけの毎日でしたが、ずいぶん経った時にメンバーさんから
 「リハビリ感覚でカーブスにおいでよ!」と何度も連絡を貰いました。
 こんな身体で筋トレなんかできるのか??周りのメンバーさんは、変わってしまった私を見て何と思うんだろう?そんな風に考えて、なかなか一歩を踏み出せずにいました。
 それでも、何度も何度もメンバーさんから連絡があり、勇気を出して、カーブスへ行きました。
 何とか車に乗り、カーブスに着いても、自分で車から降りることが出来ず、メンバーさんに引っ張ってもらい、車から降ろしてもらう...そんな状態でした。
 サーキットを回るのは、正直キツかったです。でも周りのサポートもあり、病院のリハビリに通いながら、リハビリ感覚で運動しておりました。
 松葉杖が取れ、杖に持ち替え、移動が出来るようになるまで復活し、ある日突然、杖に頼らず、わずかですが歩けるようになりました。
 そして周りから、
 「杖なしで歩けるようになったんや?」と言われるようになり、嬉しくて、その場で泣いてしまいました。
 時間は掛かりましたが、
 「リハビリ感覚でおいでよ!」と言ってくれた、メンバーさんには感謝しかありません。
 あの時、メンバーさんがその言葉をくれなかったら、カーブスには今でも復帰していなかっただろうし、今でも松葉杖生活をしていたと思います。月一回の検査で、私の回復の早さに手術をして下さった整形外科の先生がビックリしていました。両脚人口関節の日常生活の早期復帰は、なかなか難しそうです。
 以前の私なら、ステップボードで足踏みも出来ませんでしたが、今では、ステップボードでメンバーさんと同じように、力強く足踏みが出来るようになりました。
 両脚が人口関節になってしまったので、先生から禁止されているマシンもありますが、それ以外のマシンはしっかりできるようになりました。
カーブスに復活した当初は、あんな身体だったのに、
 「めちゃくちゃ元気になったよね」
 「それってすごい奇跡やん!すごい!!!!」って周りのメンバーさんにも言われます。(少し照れ臭いです)
 自分の脚で歩けて、普通に筋トレが出来る身体になれたことが、嬉しくて、毎日幸せです。
 身体が復活するまで、ノロノロして迷惑かけましたが、メンバーさん達に優しく見守ってもらえ、姫路南条店の優しいコーチにも感謝しかありません。
 あ、もちろんカーブスさまさまです。続けていたら、絶対に良い結果がでます。
 両脚が'サイボーグ'になっても元気に毎日筋トレができて嬉しいです。
 私と同じ病気の方に、ほんの少しでも勇気と希望与えられたら...と思います。