私は、カーブスに16年通っています。仕事もあり、毎週土曜日、月4回行けるくらいでしたが、16年前より、今のほうがずっとスタミナがあり体力が維持できていると実感していました。
 ところが昨年、思いもよらぬ3か月の入院生活。始めの一ヶ月半はほとんど動くことができず、歩くのは病室の中だけでした。みるみるうちに筋肉がやせ細っていくのに驚きました。リハビリが始まって、リハビリの先生に「元の状態に戻るには3倍の期間がかかりますよ。」と教えていただき、さらにびっくり。1か月半動けなかった私は、4か月半かけないと元の状態に戻らないのです。動けるようになった後半の入院中は、リハビリはもちろんのこと、自主的に病棟内を歩いたり、階段の上り下りをしたり、できるだけ体を動かそうとがんばりました。そして、無事退院。
 退院した日、家の玄関に入るために階段を上ろうとしたら、段差が高すぎて上れないのです。今まで使ったことのなかった手すりを握りしめてようやく上れました。椅子に座って立ち上がるのは問題なくできるのですが、畳に座ってしまったら立ち上がるのに一苦労。「入院中がんばったはずなのに。」と悲しくなりました。
 洗濯物を干すのに、洗濯ばさみで挟むのにも力が入らず、時間がかかる。台所に長時間立っていられないので、椅子に座って休憩しながら料理を作る。スーパーに買い物に行って、1つの袋にたくさん品物を入れるとバランスを崩して倒れそうになるので、2つの袋に同じ重さになるように入れて、両手で持ってバランスを保ちながら歩く。今まで普通にこなしていた日常生活がとても困難なものになってしまいました。
 家族と相談し仕事復帰を断念し、休職することにしました。空しい気持ちで何日間か過ごしましたが、「このままではいけない。なんとかしなくては。」と思い直し、カーブスに連絡しました。「できるだけのサポートはしますから、安心していらしてください。」電話のコーチの明るい声に心が明るくなり、さっそく次の日出かけました。
 カーブスは2階にあるので、階段を上らないといけません。手すりを握りしめてゆっくりゆっくり上りました。「ゆりさん、来られましたね!」明るいコーチの声に、思わず笑顔になりました。
 マシンは今まで感じたことがないほど重く感じ、ゆっくりゆっくり動かしました。今の自分では、これが精いっぱいです。今まですいすいと動かしていたマシンが今までのように動かせません。情けない気持ちでいっぱいになりましたが、「少しずつ少しずつがんばりましょう!」と励まされ、また明日もがんばろうと思い直して帰りました。
 それから、ほとんど毎日のようにカーブスに通いました。手すりを握りしめて階段を上っていると、私よりも年上の方にすいすいと追い越されます。うらやましいなと思いました。でも、めげることなく通えたのは、運動することで心もすっきり明るくなるからだと思います。
 そして、いつのまにか気づくと階段を上るのに、手すりを使わなくても上れるようになっていました。マシンも自分で動かせるようになりました。
 「体力がついてきましたね。すごいですね、ゆりさん!」コーチに褒めてもらってますますがんばりました。一番驚いたのは、計測をしたら入院前よりも骨格筋率が上がっていたことです。以前は骨格筋率が良くても25%だったのに、
 今は26%を超えています。カーブスって本当にすごいです!
 家族にも「前と比べたら、楽に体を動かしているね。筋肉がついてきた証拠だね。」と喜んでもらいました。今は以前と同じくらいにすいすいとマシンが動かせるようになりました。元に戻れるんだなと感動しました。来月から仕事復帰をします。カーブスで体力をつけたことで復帰にも自信が持てるようになりました。
 カーブスは、私の生活になくてはならないものになっています。これからも、できる限りたくさんカーブスに通い、健康を維持していきたいと思います。
 コーチ、ありがとう!カーブスありがとう!