「おはようございます。これから行くよ」
 「今日は計測だから早めに行くよ」

 週に2回の母とのカーブスが始まって6年が過ぎた。

 母は2023年4月現在88歳。来月には89歳を迎える予定。

 【鬼娘】がカーブスの門を叩いたのは2015年8月末。

 あれから七年と半年後の現在、 まさか、このワタシが、五十過ぎてから保育士資格をとったり、バンバン烏賊釣る釣り師になったり、
 ましてや、この4月からは幼稚園教諭目指して大学生にまでなっていようとは...

 誰よりも、自分自身が、驚いてます。

 そして老母、通称【やえちゃん】。

 89歳になろうとしてる彼女も、私の1年間に渡るしつこい誘いにようやくほだされ、カーブスに通って今や6年と半年。

 その間、彼女は夫の介護から病院施設などへの入院入所、看取りと経験してきました。流石に葬儀のあとは若干のお休みはいただきましたが、それまでの習慣としてやってきた【体操教室】。

 今も変わらずに通い続けることが出来ていることも、これミラクル(笑)
 コーチには「いつ、なんどき、ポックリ逝くかもしれんが」と話してますが、やえちゃんもこの【体操教室】が大好き。

 コーチはじめ皆さんに褒めてもらうことばかりで、とても居心地が良いそうな。確かに我が母ながら、90直前にして、真剣にしっかりと12種類のマシーンに対峙している姿は美しい(造形的にではなく、有り体として(笑))

 さて、冒頭の話に戻りますが、
 Curvesのキャッチコピー『明日の自分にきっと驚く』、まさにそれ!
 過ぎ去りし七年と半年前、深夜テレビをボーッと見つめる50歳を間近にした鬼娘。

 運動習慣が途切れて久しい初老の私の身体は、
 ミシミシと悲鳴をあげ、MAX振り切れるほどの過体重となっておりました。
 (このまんまだと、あかん...)

 その目には深夜テレビで流れるCurvesの申し込みフリーダイヤルが映り込み、意を決して鬼娘は深夜に携帯を手に取ることに。

 ちょうどその頃、やえちゃんも永く続けていたプールが閉鎖したり、社交ダンス教室をやめてしまったりと、何もしていない時期になっていたので誘ってみようとついでにと二人分の体験を申し込みました。

 ところが!当時のやえちゃんの反応は【行かない】と素気ないものでした。

 しかしながら、鬼娘は私一人でもとCurves体験に伺うことに。
 それはそれは、活気溢れる教室でした。

 大きなショッピングモール内にある教室なので会員さんも大勢、ひっきりなしというより、随時順番待ち。

 やえちゃんの自宅に近いところ、と、場所を定めた体験教室でしたが、どうせ私だけが通うのだし、と、自宅に近い教室を紹介してもらうことに。

 通い始めると自宅近くの教室はなんだかとっても緩やかモード。
 久方ぶりの運動なので、色んな意味でこちらの方が私にはちょうど良かった。

 当時は年下の若い友人と釣りを始めたばかりで、暗中模索の中、釣れない日々を重ねてました。

 二十歳近くも年の離れた友人との体力差は大きく、いつもついて行けず、ひ~こら言ってました。

 ところが。。
 とにかく、Curvesでの筋トレの日々を重ねるごとに、釣果がウナギ登りでございました。体力がついてナンボでも立ち続けられる、釣り続けられることが大きな一因。
 釣り大会で入賞しては色んな賞品を稼ぎました(^^)v。

 そして仕事では無資格で始めた保育補助の仕事が、やればやるほどとても興味深くて。

 50歳すぎてから始めた職種でしたが、続けたい気持ちが大きくなり、とうとう通信講座で保育士資格に挑むことに!
 身体だけでなく、脳味噌も(笑)これでかなり鍛えることになりました。勉強開始から一年半、晴れて【保育士】に!
 この合格通知の三日後、結果を見届けるように鬼娘の父=やえちゃんの夫は天に還ってゆきました。

 やえちゃんをCurvesに誘った長期的目論見のひとつが
 [配偶者を看取ったあとの生活のサイクルとしてのCurves]
 鬼娘のそんな目論見通り、やえちゃんの日々に大好きな【体操教室】として存在してくれるCurvesには感謝しきり。

 行き帰りの車中での会話や、毎月の計測、訪れる度のコーチの「今日はどんなですか〜」の声がけで、やえちゃんの体調変化をも推し測ることができている。Curves様々である。

 七年と半年前なら、想いも寄らなかったこと。
 そんな場所に今居る私。
 人生は驚きに満ちていると感じています。

 これからまた1年後、どんなところにいるのか、今からワクワクです。
 まずは、健康でいること。
 そしてストレスに負けない心でいること。
 これはCurvesに通ってさえいればなんとかなると思ってます。

 これからもCurvesと一緒に、このミラクルに満ちた人生を歩いて行こう!そうしよう!

 テレビCMをボーッと見ていた私へ。
 電話をかけてくれてありがとう!

 そして、やえちゃんよ
 このエッセイの結果がわかるまで、元気でいてね。
 目指せ!90歳!