「こんにちは。」
 
 「今日は少し温かいですね。」
 
 「こんなに汗かいたわ。暑いね。」
 
 私はほぼ毎日カーブスに通います。何気ないメンバーさんの一言がいつも温かいです。

 今年もカーブスエッセイの季節になりました。毎年応募させていただき、一年をふりかえりながら、パソコンに向かう大切な時間を今過ごしています。
 
 今年もコーチから、
 「いずみさん、エッセイを書きませんか。」
 と、声を掛けていただきました。有難いことです。

 カーブスマガジン内のエッセイ募集のページには、
 『体験談には、誰かを勇気づける力があります。』
 と、書かれていました。私の文が各地の顔は見えないけれども、メンバーさんの何か力になれたら幸いです。

 私は子どもの頃から生きづらさを感じていました。それは、過去のエッセイにも書きました。最近ある方から掛けられた言葉で、
 
 ① 他の人より視覚認知(見えるものからの情報)が強く、見えたもので心が動いてしまうこと。
 ② 他の人より聴覚認知(聴こえたことからの情報)が強く、聴こえた話などで心が動いてしまうこと。

 この二点が特に強く、いつも心と体がフル回転している状態であることを知りました。
 
 確かに、この二点で苦しんでいましたが、みんな誰しもそのようなものだと思っていました。
 
 私は表情や声色などから、
 「あの方はさっきこう言っていたけれど、私のことに違いない。」
 「あの方はさっき嫌な顔をしていたけれど、私の言った言葉で気分を害したのに違いない。」
 と、自分勝手に受け取った情報を、自分勝手に解釈し、落ち込む状態が日常でした。
 
 悩み始めると、心のシャッターが『ガシャン』と閉まるように、負のスパイラルはどんどん積み重なりました。
 私は、他者の顔色を伺いながら生きることや、他人軸で居ることにとても疲れました。

 ひとり暮らしの夜は、更に不安が増しました。
 
 眠れずにスマートフォンを検索していました。同じように悩んでいる投稿を読んでは、自分と重ね、泣いて泣いて泣いて、朝三時位に、
 「寝ないと仕事に行けない。」
 と、少しだけ寝て五時に目覚まし時計が鳴る日々を過ごしました。
 
 医師からは、仕事を休むこと勧められていましたが、常に忙しい職場であり、まとまって休むことが職場に迷惑を掛けてしまうことであると思いました。辛くて、苦しくて、行きたくなくて、でも行かないとならなくて、でもでも...の日々でした。もちろん休んでしまう日もありました。甘い自分に嫌気がさして更に悩みました。

 色々な診療科にも掛かりました。その都度必要な検査をしても、大きな所見はありませんでした。
 めまいやふらつき、ハチマキを巻いた様な頭痛、下痢...常に体調不良の毎日...処方された薬を飲んでも効いているのかがよくわかりませんでした。

 私は、体調が良くない中でも結果的にカーブスを続けることができました。

 それは、職場から家の間にカーブスがあることや、体調が悪くカーブスは控えようと思う気持ちがありながらも、コーチから背中を押してくださるようなお声掛けをいただけたことが大きかったのです。
 
 「いずみさん、一周でもいいから来てください。サポートをします。」
 「いずみさん、すっきりしましょう。今日も来てくださって、ありがとうございます。」
 「いずみさん、眠れていますか。ご飯を食べていますか。」
 「いずみさん、○○さん(メンバーさん)が最近見えないけれど、元気にしているかしらと心配していましたよ。」
 など、日々たくさんの声を掛けていただきました。
 
 もちろん、言葉通りのサポートもたくさん受けました。私の場合はマシンの運動で、よく褒めていただいたことが、一番のサポートになっていたと思っています。本当にありがとうございました。

 夕方大体同じ時間にカーブスでご一緒するメンバーさんにも大変お世話になりました。日々気持ちの良い挨拶をいただいたり、優しく声を掛けていただきました。
 
 先日、体調不良をあるメンバーさんに少しだけ話しました。頷いて聞いてくださいました。
 
 運動中に、そのメンバーさんが、
 「急にスッと、身体が何か変だなって感じはなくなるからね。」
 と、マシンの交代の数秒間に掛けてくださいました。それから、何事もなかったようにマシンに励んでいらっしゃいました。
 
 他にも色々なメンバーさんが、
 「いずみさん、今日は元気そうね。」
 「いずみさん、今日もお互いに発散して帰ろうね。」
 など、たくさんの優しい、『いずみさん』を掛けてくださいました。本当にありがとうございました。
 
 体調だけではなく、服を褒めてくださったり、運動をしている姿を褒めてくださったりと、さりげないお気遣いをいただきました。本当にありがとうございました。

 明日は土曜日です。去年のカーブスエッセイの様に、カーブスに着ていく服を考えて、そしてメンバーさんやコーチにお会いすることを楽しみにしています。
 カーブスに行くことで、職場の私や、地域社会の私、家族の前の私などではなく、普通の四九歳の『いずみ』になれました。無我夢中になって運動する時間が、敏感に感じる私の脳を少し休める時間になっているのかもしれません。

 ネガティブなことばかりを書いてしまいましたが、私にとっての春はもうすぐやってくるかなと思います。
 辛かったことを、色々な人が助けてくださいました。
 
 春になってきたと同時に、私の中の暗いトンネルから、明るい未来に出られる手ごたえを今少しだけ感じています。
 カーブスで運動をして、食べることも今以上に大切にし、そして活き活きと生きることができれば、またいつか『恋』ができるのかな...と明るい未来を願いたくなりました。

 『恋』がまたできるように、カーブスで今後も運動に励み、四九歳でも『可愛い』と言われてみたいです。今まで言われたことがないので、小さな目標です。

 Spring is here