昨年の夏、カーブス入会から五年経ち、今年はじめにゴールドカードをいただいて、とても嬉しかった。何でこんなに嬉しいのか自分でも不思議な位だった。

 『カーブス』というフィットネスクラブを私が知ったのは、入会する五年以上前のこと。当時私は四十歳代後半で、体重はおそらく65㎏を超えていた。(身長152㎝)何とか減量できないかと、主食を『玄米フレーク』にかえるダイエットを試みていた折、その玄米フレークの箱の中に『カーブス無料体験チケット』が入っていた。
 
 調べてみると、その頃(私は東京に居住)最寄の駅近くにはまだカーブスのお店は無く、電車で2つ隣の駅まで行かなくてはいけなかった為、無料体験もあきらめた。
 
 現在ピーク時の体重から15㎏以上減り維持できている。お陰で血圧の薬は1/3に減った。コレステロールの薬は飲まなくてよくなった。年に何度か整骨院通いする(腰痛やひざの痛みで)ことも無くなった。
 
 極めつけは、昨年の夏、親せきのおばの家に久ぶりに行った際のこと。一緒にごはんをつくって、おじと三人で食事をしおしゃべりをして「じゃ帰るね!」とリビングの戸を開けた時、そこのリビングは二階にあり、戸を開けるとすぐ急な下り階段があることを、私はすっかり忘れていた。

 つまり二階から一階へ一気に落ちてしまった。自分でも自分が大丈夫なのかどうか、わからない程だった。
 
 腕や足に傷があり出血していたが、ふっ飛んだ眼鏡も無事で何とか歩けた。幸いにも頭は打っていなかったようだ。
 
 私鉄・JRと乗り継いで、無事帰宅できたがあちこち痛かった。
 
 翌朝、整形外科へ行く?整骨院?と悩んだが、たまたま特定検診に行く予定にしていたので、血圧の薬をもらっている内科を受診し、先生に前日のケガのことを話すと、「まあ歩けるなら骨は大丈夫やろ。でもすごいナ」と驚かれた。
 
 カーブスのコーチに話すと「それ、筋トレの効果ですよ!」って。『やっぱりすごいんだわ』とあらためて筋トレに感謝。
 
 三日後にはパートの仕事(スーパーの品出し)にも出勤できた。ただペットボトル飲料のケース等重いものはとても持てなかった。
 
 夏の間、痛みがありカーブスのマシンも『チャレンジハード』はとても出来なかった。けれど整骨院通いもせずに過ごせた。
 
 秋のおわり頃やっと痛みが無くなった。丁度ゲガをした一週間後に還暦を迎えた私。「もっと注意して生活しなきゃ!」と反省した。こんなこともあり私はカーブスをやめられない(笑)
 
 車を運転出来なくなったらどうしよう!(カーブスに通えない)お店近くに引越す?なんて冗談のようなマジメなことを考えてしまう。
 
 二年前に亡くなった実家の母。最後の二年位は施設に入所していた。
 
 私が結婚する前に母が縫ってくれたワンピースやスーツも、出産後ふとり続けて全く着れなかったが、今はどれも着れる。
 
 母に会う時はいつもそれらを着て行ったが、母はもう自分が縫ったことさえ覚えていなかった。面会に行くと私を見るなり母はいつも「やせたねぇ」とひと言。

 私は「体操(筋トレ)やってるからだよ!」と伝えたが、認知症もあり母には理解できない様子だった。
 
 主人(47歳の時、脳出血で倒れ半身マヒ等の障害が残る)の介護が大変でやせていると母は考えていたと思う。それがちょっと残念だ。
 
 カーブスを五年続けられて今の私がある。本当にありがたい。五年先、十年先もカーブスの先輩メンバーさん達のように、"元気な笑顔"でいられますように...カーブスよろしく