健康の為にジムに通いたいと思っても、一歩を踏み出せない人が多いのではないでしょうか。
 
 カーブス会員である私は、もともと大の運動嫌いでした。体操という言葉を聞くだけでも、しんどくなるほど体を動かすことに抵抗がありました。そんな私でもカーブスに通い始めて5年以上が経ち、600回近く通うことができています。今では生活の一部となっています。私のように三日坊主で運動嫌いな人間でも継続できる理由は、どこにあるのでしょうか?

 ◇いつまでも元気でいたいという強い思い◇

 「継続は力なり」と言われますが、健康に於いても然りです。健康のためにと思って始めたことでも、すぐにやめてしまえば効果も得られません。ましてや、お金を払って通うジム。継続できるのだろうかと不安になります。だからジム選びにも慎重になり、なかなか一歩が踏み出せないでしょう。

 私にとって、その最初の一歩は、「将来寝たきりにならず、いつまでも元気でいたい」という強い思いからでした。

 ある日、腰痛になりましたが、仕事を休めず痛みどめを飲んで動きました。それも悪かったのか、その夜、寝返りできないほどの激痛が体に走ったのです。将来、寝たきりになれば、こんなに辛く情けない毎日かと想像すると怖くなり、「ずっと健康でいたい」という思いが強くなりました。そして健康でいたいという思いが、磁石のように引き寄せたのは、「人を健康にしたい」という強い思いでした。

 カーブスの創業者ゲリー氏は「女性を健康にしたい」という思いからアメリカで女性専用のジムをスタートしました。13歳にして病弱な母親を亡くしたゲリー氏は、もし母親が適度に体を動かし健康についての知識があれば、自分たち親子は悲しい別れをしなくて済んだのではないかと考えます。そして女性が健康を維持する為には、運動を継続する場所が必要だと考え、継続できる仕組みをつくりました。

 ◇なぜ継続できるのか◇

 継続できる仕組みについて、以下の点が挙げられます。

 ①まず笑顔で迎えられることです。ドアを開けるとすぐに、コーチから「〇〇さん、こんにちは。ようこそ」と元気に声をかけてもらえます。下の名前で呼んでもらえることがとても新鮮で、若返ったような気持ちになります。心地よい居場所は人を元気にします。

 ②会員は皆、同じ思いをもって集まった人です。
 ずっと健康でいたいという強い思いで、ひとりで入会して来られる人が大多数です。自分で決めて入会した人は、自立していて前向きなので明るい人ばかりです。人間関係の煩わしさがなく、仲間がいることは励みになります。

 ③人それぞれ自分のペースがあります。無理をすると長続きしません。カーブスのサーキットにはマシンが12個ありますが、自分のペースで動かす速さと大きさを決められます。コーチが励ましたり褒めてくれるので、モチベーションも上がります。継続には、無理は禁物。無理強いされないので安心です。

 ④マシンとマシンの間には、有酸素運動をするボードがあります。ここは自分だけの舞台です。ここでは激しい運動をするより、ゆっくり手足を動かす方が良いそうです。ポップな音楽がBGMとして流れているので、リズムにのって手足を大きく動かします。ミュージカルスターになったようで気分爽快です。

 ⑤マシンによる運動が終わると、運動の効果を高める為にストレッチをします。手足も伸び、肩もほぐれて体全体が軽くなったようでスッキリします。

 ⑥また筋肉をつけて健康でいるには、食事も大切です。筋肉には材料となるものが必要だからです。そこで、タンパク質を中心とした食事をすすめられ、その為のレシピや情報が多く得られるのもカーブスの特徴です。美味しくて肥りにくいレシピがもらえるジム。献立を考える女性には有り難い情報源です。

 ⑦カーブスには働く女性も、たくさん通っています。1回の時間が30分と短いことに加えて、予約なしで都合に合わせて時間を選べるので、忙しい人でも通いやすいのです。

 以上が継続しやすい7つの点です。

 ◇まとめ◇

 カーブスに掲げられているスローガンは、「体が変われば心が変わる。心が変われば毎日が変わる。毎日が変われば人生が変わる。」です。人生100年時代と言われています。同じ人生なら、末長く健康でいられるような体力づくりを継続していきたいものです。「継続は力なり」と実感できる日が必ず訪れるはずです。