昨年3月から、自分の母校でもあり娘の通う小学校のPTA本部役員、女性の中のリーダー的な役割を約1年間、務めた。現在は後任も無事決まりホッとしているところだ。

 実のところ、電話で要請があり嫌々引き受けたPTA活動であったが、実際に経験してみると、大変なことも多い分、楽しいことも多かった。自分の年齢よりもずっと若いお母さん方と交流を持てたのも楽しかった。もちろん、そんな風に忙しい最中でも、毎日カーブスに通うことはサボらず、続けた。
 
 それと同時に、昨年から、家ではラジオ体操とテレビ体操も続けている。努力の甲斐あってか、少しずつではあるが、体重とお腹周りのサイズダウンの成果もあった。それ以外にも、仕事以外で純粋に人のために動いていたのがよかったのか、PTAの活動中に2つの大きなラッキーな出来事があった。
 
 1つは、昨年の4月~5月にかけてのこと。偶然自分の住んでいるハイツの掲示板に「ピアノを引き取ってくれる方、募集」の張り紙を発見した。いつも自転車で通り過ぎることが多いものの、その日はたまたま娘と歩いて通りかかり、見かけたことからダメ元で管理事務所にすぐに問い合わせた。

 すると、まだ誰からも問い合わせがないとの事。すぐにピアノを手放す方に連絡をとり、トントン拍子に我が家に素晴らしい電子ピアノが届いた。置き場所には少々難儀したが、結局は娘の部屋に置かせてもらうことにした。

 約20年、ピアノを弾く習慣から離れていたため、しばらくは放置状態ではあったが、夏ぐらいから大好きな韓流ドラマの楽譜を買っては弾くようになった。今では、風呂から上がり、夫が帰宅するまでの数十分間、ピアノを弾きまくる時間にあてている。
 
 もう1つのラッキーは、夫が仕事で東京都が主催する新年会で1等賞を当てたことだ。その内容はというと、あのダイナモンド・プリンセス号で6月下旬から九州と韓国へ6泊7日間のペア旅行。私自身、元々乗り物酔いの酷い体質だ。大人になってからは乗り物酔いすることもなくなったが、どちらかというと、旅行の際は、いいホテルや温泉宿に泊まって周辺を散策して楽しみたいタイプなのだ。

 テレビ番組『マツコの知らない世界』で何度か船旅の楽しみ方を見て認識はしていたものの、自分とは別世界で、一生乗ることはないと勝手に決めつけていた。それでも、一生に一度、最初で最後の機会と心得、家族3人でクルーズ旅行をすることを決めた。クルーズ旅行の最中は、ジムのトレーニングもできるという。カーブスプロテインを7日間分持って行き、カーブスに通っているのと同じようなルーティンで動ければと思っている。
 
 仕事の方はといえば、PTA活動をしていた昨年から今年にかけて、かなりセーブしていたが、クルーズ旅行が終わってから新たな仕事に向けて本格的に動き出したいと思っている。それでも、もちろんカーブスには毎日通うつもりだ。

 いつかは懸命に働かないといけない日がくるかもしれないが、今はカーブスに毎日通う幸せを噛みしめたい。昨年からの2つのラッキーを胸に秘めながら、カーブスに通える幸せを味わいながら毎日を過ごす日々だ。