活き活きとしている人が好きだ。とりわけ自分の仕事に前向きに明るく励む姿にはこちらも元気をもらえる。小さな買い物をした時ですら、そんな対応をしてもらうと楽しい気持ちになる。
 私のカーブス通いが日常生活の一部となりつつあるのは、いつも明るく迎えてくれる三人のスタッフのおかげかもしれない。
 10年以上も続けていたスイミングを辞めてから久しく、散歩は日課としていたものの筋力の衰えを感じ始めた時、ふと「カーブス」の存在に思い至った。7、8年前に友人が入会したと聞いて一度訪ねたことがあったが、その時は入会には至らなかった。理由は二つ。30秒の効果?と思ったこと。今より用事も多くて時間的に無理と判断したこと。
 昨年の9月、"今なら行けそう"と、また"入会金無料"も大きな魅力となり、思い切ってドアを開けた。そこで元気な声に迎えてもらって今日に至っている。
 "たかが30秒、されど30秒"。取り組み方によってかなりいい運動になることがわかってきたこの頃。タイミングよくアドバイスの声掛けをしてくれる明るく元気なスタッフさんに感謝する日々である。
 「恭子さぁん」とファーストネームでの呼びかけは、気恥ずかしくもあるがうれしいものだ。企業努力と言ってしまえばそれまでだろうが、すべての会員の名前を憶えていることには頭が下がる。
 カーブスに行けた日は充実感を持つことができて嬉しい。できるだけ長く続けたいと思っている。もちろん効果も期待しつつ。
 年を取ると「キョウイク(教育?)」と「キョウヨウ(教養?)」が大切と言われている。カーブスは私の今日行く所であり、そこで過ごす30分は今日の大切な用事である。「今日行く所」「今日の用事」としていそいそと日々出かけていくのだ。