私がカーブスを知ったのは13年前、所属しているエキストラ団体の世話役の方が「私、カーブスに行っているのよ、ほら見て!」 腕の筋肉を誇らしげに見せてくれた時です。その方は、当時70代でピンク色のジャンパーが似合っていきいきとしていました。私は40代前半でしたので、カーブスに行くのはまだ先かなと思っていました。一念発起してカーブスの門を叩いたのは、時代劇エキストラに応募する時、ウソの3サイズを通してきたので堂々とシェイプアップして選考されたいと思ったのと、コロナ禍によるリモートワークで体がなまってしまい、気分転換をしたくなったからです。
 いざ入会してみると、30代位から80代まで幅広い世代の女性たちが音楽にのって黙々と懸命にサーキットで運動していました。
 私も半年で6kgやせました。一度13kg太ってから13年間で2kgの増減しかなかったので
 これは快挙です。気持ちも軽くなりました。毎日のようにカーブスに通う私をみて、母も無料体験に行きました。肺の調子が悪く、両ひざが人工ひざのため運動はきつく入会には至りませんでしたが、楽しい雰囲気だったのでまた参加したいと話していました。
 先日、カーブスに10年間通った母世代の方が、記念にTシャツを受け取っていました。
「おめでとうございます。すごいですね」
「いえいえ、休み休みですよ」
「よく続けられましたね」
「母の介護をしながらでしたので。気分転換になりました。」優しく充実感のある表情で、私は感激しました。これから私もさまざまな人生の波を越えていかなければなりませんが、1日の合間30分、人生のちょっとした空き時間に、いつも変わらない笑顔のコーチ、いつもの12種類のトレーニングマシンが待っていてくれるのはありがたいです。ずっと健康でかろやかでありたいです。