八年前の春、近所のスーパーに立ち寄った時、店頭で若い女性が何かのチラシを配っていました。私は受けとって買い物をしながら目を通すと、近々開店する女性向けのジムの会員募集の案内でした。そのままカゴに入れ、帰り際に声をかけられたらめんどうだから、別の出口から出ようかなどと考えつつ歩いていましたが、買い物中に夫と経営していたコンビニで働いていた女性の一ヶ月程前のことを思い出しました。彼女はお酒やたばこが好きでしたが、病気ひとつしたことが無いと言うほど元気で、前日までいつもと変らず働いていたのに突然亡くなってしまったのです。
生前彼女は、「主人に、『私は六十歳を過ぎたから、これからは自分の思うように生きていく』って宣言したのよ。」と笑って話していた事が印象に残っていて、そんな考え方が、ステキだなと思っていた中での出来事で、とてもショックを受けました。
私も六十代になり、コンビニ経営を始めてから十五年ほど、毎日立ちっぱなしで働いていましたが、元気だったので「私は、大丈夫」と思っていました。でも、風邪をひいてしばらく治らないことがあったりして、少し体力が落ちてきていると感じていました。しかし、仕事は忙しく、店は年中無休の二十四時間営業です。休みは週一回とれれば良いという現状でしたが、「このままじゃいけないな、こういう機会でもないと、自分から始めるのは難しいのかもしれない。」と思い、買い物の後に、店頭の女性に「くわしくお話聞きたいです。」と声をかけました。その女性は「一度体験されてから決められたらいいですよ。」と言ってくれたので、体験の日を決めました。
話を聞いても、やれないかもしれないと考えながら行った体験の日、体力測定で片足スクワットが、右三回、左は一回しかできなくて、こんなにも体力が落ちていたんだと、改めて「これは、まずい。」と思い、その場で、カーブスに入会しました。
最初は、行く時間を作るのが大変で、なかなか足が向かず、コーチからの電話にも、「仕事が忙しくて行けません。」と少し強い口調で対応してしまったこともありました。忙しくても週に一回でも行けたら、自分の身体のためになるからマイペースで続ければいいんだと納得して、とにかく続けようと思いました。半年くらい過ぎた頃、片足スクワットが両足とも十回できるようになり、筋肉がついたことを感じました。二の腕のたるみも引き締まっていました。とてもうれしかったです。
そして、いっしょに働いているスタッフに、自分の成果をどんどん話して、「筋肉は大事だよ」と伝えました。その中の一人、Nさんは「最近、更年期なのか、イライラしたり、あちこち体調が悪くて、運動したら気も紛れるし、身体にも良さそうだから、やろうかな。」と、エリアが違うお店ですが、通うようになり、今では「カーブス行って身体を動かすと気持ちもスッキリするよね。」と言って、励まし合っています。
しかし、三年前くらいに腰に痛みが出て、脊柱管狭窄症と診断されました。痛みは、ずっと続き、痛み止めも効かず、カーブスの近くまで行ったのに痛くて入れず、そのまま接骨院に直行したこともありました。でも、病院の先生も「動かせる所は動かしてないと、もっと動けなくなるよ」と言っているし、動けなくなるのは、嫌だと思い、コーチに相談して、腰に負荷がかからないように、痛い時は弱めに動かしたり、エアーで動かしたりと教えていただいて、何とか週に一回か二回は通い続けました。
それでも、二年くらいの間は、カーブスの後、隣りのスーパーで買い物をする時はカートに身体を預けて、何度も立ち止まり休みながら、やっと歩いていました。寝る時も痛くて眠れないので「この痛みは一生続くのだろうか?何をすれば痛くなくなるのだろう?」と毎日思いながら暮らしていました。とにかく、筋肉を落とさないようにずっと自分の足で歩けるようにとの思いだけで、続けてきました。
昨年三月に仕事をやめて、週三回は通えるようになって、そうしているうちに、少しずつ痛みが少なくなってきました。そして今は、ほとんど痛みはなくなり夢のようです。痛みのない幸せをかみしめています。
その間に、長女も通うようになり、彼女は仕事が休みの土曜日にいっしょに行っています。カーブスの後にショッピングや、ランチをしたり楽しんでいます。
三年前から始めた趣味のアートフラワーの教室にも毎月通って、家中にお花を飾りたいという夢を少しずつ叶えています。いつか、小さな教室を開きたいと思っています。
最近気がついたのですが、寒い時、天気が悪い時、訳もわからず気分が落ち込む時などカーブスに行って、顔なじみのメンバーさんやコーチと笑顔で挨拶をして、運動したら、身体が温まって帰りには、ほっこりした気分になっているのです。ふしぎでステキだなと思います。
これからの自分の人生を、楽しく元気にすごしていけるように、体力を維持して、自分の足で立って歩んでいこうと思います。そのためのパートナーとしてカーブスの存在が、とても大きいです。カーブスと出会えてよかった。