八年前、姑、夫・息子(共に会社員)と暮らす中、私は看護師の仕事を三交替勤務しながらフルタイムで働いていました。結婚後 両親と同居し家事、仕事を行ってきました。
 
 そんなある日閉経をして一年経った頃だったでしょうか。二人で夜勤中、ベッドで寝ている患者さんの呼ぶ声がしたので廊下でふり返り病室に行こうとすると右膝にガッとした痛みが走りました。でもその痛みをがまんしなんとか夜勤はできました。
 
 以後も勤務を続けていると師長より数日休んだ方がいいと言われ整形外科の病院へ行きMRIの検査をし変形性膝関症といわれました。病院へ来られる患者さんをみながら「この病気は八十代位の高齢の女の人がかかる病気」と思っていました。五十代の私がかかるなんて。驚きとショックでした。
 
 歩くと膝がギシギシ音がするようで痛いのです。痛み止めをのんだり膝に注射をしてもらったりしました。でも痛み止めは胃に悪いですし膝に注射するのも感染すると全身に悪影響することを思うとこれらの治療は続けないことがいいとは思っていました。
 
 そんな時、新聞にカーブスのちらしが入っていました。"痛みがとれる"半信半疑でお店に行きました。コーチの明るい元気なそれでいて優しい声かけにお話を聞いた後、お試しのワークアウトを行いました。一周したらなんと右様の痛みが軽くなっているではありませんか。
 なんで? 動したことで血流がよくなった?たった一周で?あんなに動かすとギシギシと痛かった膝が痛くないのです。これは驚きで感動でした。私にはこれだ!!と思い帰りには入会の書類を書きました。
 それから休みの日はもちろん、夜勤明けの日はひと休みしてからお店に行きワークアウトを行いました。週に二回から四回ほど通いました。
 
 入った頃は右膝が痛いのでストレッチをする時太ももの屈曲ができないのでそれこそ痛みがある場合のズボンのすそを持って行っていました。
 それから三カ月ほど経ったころだったでしょうか。ふつうに足首が持てるようになりました。痛みを感じなくなったからだと思います。
 
 以降ワークアウトに加えてタンパク質を摂ることが大切なことも知りました。私の母、祖母は認知症があり、その予防のためにもタンパク質摂取が大切なことを知りました。
 以後毎月プロテインを取り毎朝ヨーグルトにスーパープロテインをかけて食べています。
 
 今、入会時より体重が五キロ減っています。以前は膝痛に加え冬場や季節の変わり目によくおこしていた(くしゃみや流しの下の鍋の蓋をとる際も)ギックリ腰もあまり気にならないようになりました。
 腹圧を入れ姿勢をよくすることが大切と知り腰が痛くなりかけた時は腹圧を入れ両足でふんばり姿勢を良くするよう心がけています。腰痛がひどくなることはありません。
 
 今はコロナ禍で職場とのかねあいもあり、「おうちでカーブス」を続けています。お店に通い初めてから七年でしょうか。これからも痛みのない体、認知症にならない体であるためにカーブスを続けていきたいと思っています。