「少しでも体を動かそう」
そんな軽い気持ちで叩いた女性専用フィットネスクラブのカーブスの扉。けれどその一歩が、私の体だけでなく、心や人生観までも大きく変えてくれました。

 体力の向上はもちろん嬉しい変化です。でもそれ以上に、私の心を豊かにしてくれたのは、世代を超えたご縁でした。
母と同じ年頃の人生の先輩方は、私にとって人生の教科書のような存在です。家庭の悩みや子育ての葛藤も、「大丈夫、そんな時もあるわよ」の一言でふっと軽くなる。経験に裏打ちされた言葉に、何度も救われてきました。

 運動後の「今度、一緒にランチでも行かない?」というお誘いは、今や私の生活の中で一番の楽しみです。たくさん笑い、たくさん話す時間は、最高の心の栄養剤。世代を超えて対等に笑い合い、支え合える仲間ができたことは、かけがえのない宝物です。その幸せを噛みしめるたび、勇気を出してカーブスの扉を開けたあの日の自分を褒めてあげたくなります。

 中でも、90歳を超えても颯爽とマシンを使いこなす先輩の姿は、私の理想そのもの。「年齢は言い訳にすぎない」と、その背中が教えてくれます。あんなふうに凛として、自分の足で人生を歩み続けたい。未来の自分のお手本がすぐそばにいる環境は、「老いること」への希望を与えてくれました。

 また、いつも笑顔で「こんにちはー!」と明るく迎えてくださるコーチ達の存在も欠かせません。「体調はどうですか?」と声をかけてもらうだけで、「よし、今日も頑張ろう」というスイッチが入ります。少し疲れている日でも、その一言で前向きな気持ちになれるのです。無理をさせるのではなく、寄り添いながら励ましてくれる温かさに、何度も支えられてきました。

 今日は誰に会えるかな。どんなお話ができるかな。
そんな期待を胸に、今日も私はあのカーブスの看板を目指します。この扉の向こうには、私の心と体を支えてくれる温かな世界が広がっています。
扉を開けるたびに感じるあのワクワク感。続けてきたからこそ出会えた奇跡のようなご縁と時間。これからもこの場所で、心と体を整えながら、いつかは私も誰かの希望になれるような人生を歩んでいきたいと思います。