61歳。2026年1月、私はもう一度、運動を始めました。
これまでスポーツジムやホットヨガ、マシンピラティスに通ったことがあります。最初は週5回通い、「頑張っている自分」に満足していました。けれど次第に足は遠のき、予約の時間に追われることが負担になりました。入会しているという安心感だけが残り、続かない。その繰り返しでした。
カーブスも以前2度ほど体験しましたが、なぜか気が進みませんでした。「年齢層が高いのでは」「もっとおしゃれな運動の方がいいのでは」と、どこかで見栄を張っていたのだと思います。
しかし61歳になった今、ようやく気づきました。大切なのは、かっこよさではなく、続けられることだと。
予約はいらない。30分で終わる。週3回を目標に、無理をしない。その気軽さが、今の私にはちょうどよかったのです。
油圧式の筋トレ器具なので、早く大きくするとき、ゆっくりするとき調整がききます。その日のコンディションでよいのです。
2025年12月に体験したとき、体脂肪率は39.2%でした。数字を見たとき、正直少しショックを受けました。けれど3月3日の計測では35.8%に下がっていました。目に見える数字の変化は、大きな励みになりました。
2026年1月30日の健康診断でも、血液データが改善していました。
GOTは33から28へ。善玉コレステロールは78から81へ。中性脂肪は128から108へ。ささやかな変化ですが私には強い味方となる数字でした。自信につながりました。
体は、きちんと応えてくれていました。たった2ヶ月の成果でも変化がありました。
体型の変化もありますが、何よりうれしいのは「動ける体」になったことです。
先日、夫と千葉を訪れ、南総里見八犬伝の里見氏の館山城へ向かいました。夫は軽やかに階段と坂道を上っていきます。私はのんびり、1段1段、坂道もゆっくり自分の歩幅で登ります。
以前なら途中で息が上がり、夫は先に行ってはいましたが、でもその日は違いました。ゆっくりでも止まらず、最後まで登りきることができたのです。
天守から見えた景色の向こうには、早咲きの桜。やわらかな春色が、そっと背中を押してくれているようでした。「ちゃんと登れた」。その小さな喜びが、胸に広がりました。
旅行先のホテルの夕食と朝食のバイキング料理も、今は心から楽しめます。少し内容を考えながらも、元気にしっかり食べられる。カーブスがあるという安心感が、食べる喜びを支えてくれています。
特別なことではありません。30分を、週3回。無理をしない。それだけです。
しかし、その積み重ねが、旅行を楽しむ力になり、階段を登る足になり、桜を見上げる余裕になりました。
若さを競うのではなく、今の自分を整える。誰かと比べるのではなく、自分を大切にする。
これからも、私の歩幅で、歩いていきたいと思います。