私がカーブスに入会して、この5月で丸15年が経ちます。運動嫌いの私が15年も続けられたこと、自分でも不思議な感じがします。先日、コーチの1人に「どうして15年も続いたんでしょう?」と問いかけられ、ちょっといろいろ振り返ってみたくなりました。

 きっかけは、51歳の時にした手術での入院です。たった1週間足らずの入院だったのに、足の筋肉の衰えに驚いたこと。そしてこれは何かしなければ、という気持ちを強く持ちました。ちょうどその頃目にしたカーブスのチラシ。女性だけ、そして時間や曜日の自由さに興味を持ちました。
 でも一歩が踏み出せず、親しいママ友に「誰かカーブスに行っている人知らない?」と聞いたら、「私 始めたよ!」と言われビックリ。話を聞き、早速私も体験へ。次の日に筋肉痛にならないことを不思議に思いつつ入会しました。それはこの豊岡ア・モール店がオープンして2ヶ月のころでした。

 最初の6年ぐらいは数字的にも横ばいで殆ど結果が出ず、続けていて効果はあるのだろうかと思い悩んだこともありました。その頃は、同居していた義母の認知症が進行していて、そのストレスを解消できる場だったように思います。今思えば、マシンの使い方も全然意識が足りなかったように感じています。
 3年ぐらいたったころでしょうか、ある時、当時の店長さんに、「今1番何がしたいですか?」と聞かれました。私は、「今の日常生活から離れたい。」と答えました。店長さんは、「思い切って出かけてみたらどうですか?」と言ってくださいました。
 そのころは、義母がデイサービスに出かける日だけ、週2回程度カーブスに通っていました。あくまでも義母の調子が優先でした。でも店長さんの言葉に背中を押され、その後はショートステイも利用し他の楽しみも見つけられるようになりました。きっと私の重苦しい雰囲気を感じたのでは?という気がしています。

 その後、義母を看取った後、私にとっては不思議なことが起こりました。今までずっと減らなかった体重がスーっと減ってきたのです。どうしてだろう?何が違うのかな?いろいろ考えてみた結果、1番の原因は睡眠だったと気付きました。夜中のトイレに起きる義母に付き添い、慢性寝不足。このことや、ストレスが解消され結果として表れたようです。睡眠がいかに大事かその時初めて知りました。

 そこから一定の体重に落ち着き、リバウンドすることなくここ6年ほどずっとキープできています。そして今だから本当に思うのは、義母を介護していた時もカーブスを辞めなくて良かったと。続けていたからこそ介護ができ最後まで見送ることができた。もし通い続けていなければ、体力が続かず、途中でギブアップしていたのでは?と思っています。

 コロナが広まり自粛・自粛と言われている間も、カーブスが開いていればこもっていてはいけないと頑張って週3回通い続けています。一生懸命、消毒や換気に気を付けて下さるコーチの皆さんに感謝です。
 この15年の間にコーチの方たちは何人も変わられましたが、どのコーチも元気で明るく声をかけてくれます。そして皆さん褒め上手!日常生活でそうそう褒められることがもうあまりないですから、いい気持ちにさせてくれます。下の名前で呼ばれる心地よさ、そしてコーチやメンバーさん達との適度な距離感、雰囲気、それも長く続いた要因の一つでしょうか。

 振り返ると、始めのころは効果があるのだろうか?という半信半疑のような気持ちから、だんだん続けることの大切さに気付き、そして今はカーブスを続けていれば元気でいられるという確信を持つようになりました。

 今常に飲んでいる薬も何もなく、おかげさまで膝や腰はたまに痛む程度ですが、カーブスに通っているといつの間にか治っています。疲れを感じた時でも、ワークアウトをするとスッキリ、身体が整う感じがします。私は亡くなった義母から、老いていく姿を見せてもらいました。だからこそ、健康でいられることの大切さがよくわかりました。

 年賀状のやり取りだけの従姉妹も千葉で、そして義姉も静岡でカーブスを続けています。カーブス仲間です。お互いに頑張りましょう!と励まし合いながら。
 これからもメンバーさんやコーチたちにエネルギーをもらいながら、カーブスを続けて、細く長く健康をキープしたいと思っています。