「ママ、ママのお腹の赤ちゃんはいつ生まれるの?わたしのお世話をしてくれる妹ちゃんがいいんだよなあ......。」愛しく私のお腹を撫でる娘。
申し訳ない。そこには誰も居ないんだ。妊娠8ヶ月と化した私のお腹は産後、6年過ぎても中々、の膨張ぶりだ。娘と向かい合ってご飯を食べていても、
「さっきのママ、食べてる所、コブタちゃんみたいですっごく可愛かったよ♡」ほめられているのか、けなされているのか、A型神経質なハートに言葉の矢が突き刺さり抜こうとも抜けやしない。
40才での高齢出産から20㎏増という素晴らしい数字をたたき出している日々、何なら心も、コロナ禍の頃からずっと重いものをひきずっている状態だった。仕事を辞めても、ストレスと身体のつかれは取れない。働いてもいないのに、どうしてこんなにつかれるんだろう。重たい身体で整体へ行った。苦手なメンズの整体は心地よく、トークの中で、
「うちの母親、カーブスに行って24㎏やせたんです。今も通ってて80代なんですよ。」と20何年もその場所まで歩いて通っているらしい。
「そうだ、京都に行こう!」と同様
「そうだ、カーブスに行こう!」と思い立ったのは紛れもないこの日からだ。
いや、ポテトチップスを食べてた昨日、「ママ、またデブになるよ!」と言われた、あの日からだ笑。
友達と会う約束をしても、前日や当日になると嫌になる性格だ。予約したものの、思った通りのクセが出る。そこに電話が鳴った。見るとカーブスからだ。
「めぱるさんがいらっしゃるのを楽しみにお待ちしてますね♡」楽しみに...、なんて言われたら、裏切れるはずがあろうか。私は行く!!と決めた。
不安の中、おそる、おそる、足を進めたその先には、
「めぱるさ〜ん、おはようございます!!」とにこやかにあいさつをして下さる、コーチの方々がいらっしゃった。こんなに元気にあいさつをしてもらえたのは、何年ぶりだろう?コーチからの色々な説明をよそに、私は入会を決めていた。ちらりと老眼の目で見えた、その先の体力テストのような年齢は96才だ。基本の基が備わっているカーブスでこれから私はどうなっていくんだろう。不安が確かな希望に変わる。コートに入る時はあいさつをしてから。迷ったら来る!!まだまだ脈のタイミングがつかめないが、娘が20才になるまで14年ー。私は60才だ。推しのライブを一緒に走り廻って、キャーキャーいいたい。
そんな夢を胸に、私は今日もカーブスに行く。娘にデブ...と云われたあの日からー。