カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「自分の為に 家族の為に 生き生きと」

慶子様(67歳) カーブス新城中央(カーブス歴:4年7ヵ月)

カーブスへ通い始めて4年半になりました。
 入会当初、コーチの皆さんが、さも当たり前のように、入口に一歩足を踏み入れると同時に「○○さん、こんにちは~」。帰り際には又目ざとく「○○さん、お疲れ様~」と、瞬時に名前で明るい声を投げかけていることに、感動すら覚えました。新聞にこの事を投稿したところ、掲載され、ご無沙汰していた友達からも連絡が届き、「実は、私も行ってるよ。名前すごいよね~。良く覚えられるよね」と、私と同じ思いを伝えてくれました。
 女の人は結婚と同時に、名前で呼ばれる場面がめっきり少なくなるのが常の中、確実に名前で呼んでもらえることの嬉しさ。なぜか同じ名前の方もワンサといて、年代が分かりやすいのも発見です。60代が一番多いとはいえ、メンバーさんの巾は広く、全国に1900もの教室があるのも驚きです。今や、健康への意識の高さの表われと、高齢者真っ只中の私も心強い限りです。
 遠く九州から、娘さんの看病の為に来ている方とも知り合い、慣れない地で不安や心労を抱えつつも、ワークアウトに通われていて、体のみならず心にまでも影響を与えられる力を持つ、カーブスの存在の大きさを改めて垣間見る思いでした。娘の保育園時代の先生を始め、その成長に合わせて知り合った方達とも、未だにお付き合いが続き、「実は、私もカーブスへ・・」と聞き、その広がりにびっくりです。実家が近所の幼なじみも、嫁ぎ先近くの教室で汗を流しているとか。同級生に、そのお姉さん。又、同じ地区の方は、公民館で簡単な体操をやっているうえに、カーブスも!!と熱心です。
 今思えば、先陣を切って開所と同時に入会した友達より、1年以上遅れたものの、一人黙々とウォーキングを続けていた私が、まさかカーブスに通うことになろうとは、思ってもいませんでした。
 50代半ばに離婚し、年老いた両親が暮らす実家に、娘と共に戻りました。30年以上もの空白後の生活がスタートしてみると、両親は想像以上に老いていて、父は、日々倒れては血まみれになったりと、その光景に愕然としました。期を同じくして、たった一人の兄が、ガン末期と切実な状況で、母は心身喪失。一緖に来た娘までも、うつ状態になり、夜中、ご飯のジャーを空っぽにする過食症に・・。それでも、沈んでいる間すらなく私が支えなくて誰が・・という状態でした。周り全てがネガティブの中、父を自宅で介護しつつ、兄を病院へ見舞い、娘をそっと見守りつつ、何とか暮らしたあかつきに、「あなたナイスです」と、思いがけないシャレた言葉をありがとうの言葉に添えて、父が旅立ちました。父より先に、「一緖に死にたい!!」と母を泣かせた兄も亡くなり、娘も少しずつ落ち着きを取り戻した頃、気抜けし、空っぽになった私がいました。そして、流れのままに日々を過ごすうち、ふと見学者の顔でカーブスのドアを押したその一歩から、メンバーの一人としてのスタートが始まりました。
 体力チェック、筋力チェック...と、我が身の現実を、つどつど自覚させられ、片足立ちのあまりの出来の悪さに、筋肉の大事さをまざまざと実感し、あんなに歩いていたのにこんなハズでは・・と信じられない思いでした。多少のストレスは誰しも当たり前の日常で、食べたい欲についつい負け、反省することも。そんな時は、「もう少しで計測」「タブレットが怖いぞ」と警告を発したり、退会すると体力年令が3ヵ月で6才アップ!!という、恐ろしい結果も、通うことの意味を後押ししてくれます。
 スタート時は、果して続けられるか!の懸念も、メンバーさん達の笑顔で作られた、教室の明るい雰囲気と、コーチの「ヤル気引き出し術」の見事さで、何の不安もなく、あれよあれよとカーブス通いは、スンナリ一日の行事予定の一つと定着し、冬は「寒いね~」夏は「暑いね~」と言いつつ4年半。この調子だと、ゴールドカードも夢ではなさそうです。
 しかし、実は入会時に抱えていた腰痛が、スタートと同時に、次第に良くなっていくのを半信半疑で喜んでいたものの、1年半前、突然強烈な腰痛に見舞われ、すがるべく病院でも効果がなく、「ツボに着目した体操で克服」・・との本に、一縷の望みを託しひたすら取り組んだところ、見る見る改善しました。その間もカーブスは続けていたことも、明らかに効果に影響していたと確信しています。
 それ以後にも、サッサと物事を処理したい性格が災いして、両手にゴミを持ちながら転び、「顔面骨折」という恐ろしい目にも合いました。「転ぶ」ということ自体、年寄りの証拠のように考えていた自分には、腹が立つ程のショックでした。筋肉をおろそかにすることの怖さをヒシヒシと感じるキッカケになりました。酷い腰痛に顔面骨折と続き、「何もしないまま年を取っていくこと」は、自ら健康寿命を縮めていることと同じ、と悟っています。
 教室で、先日初めての"フードドライブ"がありました。結果は、お米456キロと、いつも10キロ袋を買っている身には桁はずれの数字にびっくりしました。他にも沢山の食品が集まり、「地区で一番集まった!」と、コーチも飛び切りの笑顔で報告してくれました。母子生活支援施設より、まだ小さな子供の、たどたどしい文字や絵と共にお礼が届き、読むうちに自分のことのように胸がつまり嬉しくなり、こんな活動を広げているカーブスに心から拍手!!の思いでした。
 同居する母と再び暮らしが始まって、早くも12年。いつも「私しゃ幸せだよ」が口癖です。が、昨年暮れ肺炎で入院し、一時は不安が頭を過りましたが、見事に復活を果してくれました。「ず~っとカーブス続けて長生きしてよ」と、励ましのエールを送ってくれる母。94才でも頑張ってくれている母の為にも、最後までしっかり介護し、自身も娘達に世話をかけないよう、健康と向き合った日々を送っていきたいと思っています。
 もうすぐ薄着の季節がやってきます。プルンプルンと揺れる二の腕は、憂うつですが、上腕二頭筋に意識を集中することで、効果が得られること、ハムストリングス等、今まで縁のなかった言葉も、12のマシーンを周りながらしっかり意識することで、知識に加え効果として表われることの嬉しさ。時にこける毎週のクイズ等もあり、教室の中はお得感が満載です。これからも、ワークアウトを続けることで、羨ましがられるぐらいの「生き生きシルバー」目指して頑張るつもりです。
 教室には、以前から私の拙い絵手紙を飾っていただいており、コーチの似顔絵や、旬の野菜、時には計測の絵等も。見られた方が笑顔になれ、そして楽しめて元気の出る作をと考えながら、ご厚意に感謝しています。
 さあ、今日も、車で10分の距離を、10時の第一陣の仲間のメンバーさんの顔を浮かべながら、足取りも軽く、母へ「行ってきま~す」と一声かけて出掛けます。

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