カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「カーブスで人生が変わった」

文子様(70歳) カーブス板橋ときわ台(カーブス歴:3年10ヵ月)

 これはフィクションではありません。実話です。カーブスへは、お誘いがあったからではなく、私自身が飛び込んで入会したのです。
自分の体力、特に筋力の低下のあまりのひどさに気付いたのです。
駅の階段をのぼる事が出来なくなっていました。千葉県にある、川村記念美術館での駐車場から美術館入口までの長い坂道の登り降りが出来なくなって来ていたのです。
しかも、車イスを押してです。その車イスの人物が元夫で25年前に階段上段から落ちて、しかもその時私達は別居中で、当然元夫は一人きりです。何人かの人を経て、警察の手も借りて、私に連絡が来たのです。当時住んでいた浦安市の急救病院にかけつけ、元夫(Hと呼びます)の実家旭川、札幌、南富良野の兄姉達もかけつけて来ましたが、結果、私が保証人となったのです。Hは身体障害者1級になりました。その時私はHを最後まで看とる決心をしたのです。
6ヶ月のリハビリを終え、身体障害者施設に入所したのが20年前。身体障害者になってから25年。施設の場所が千葉県八街市。
 佐倉市の隣です。Hの職業は「レタリング」と言う文字を手書きで書く仕事でした。元々美術に優れていたので施設に入所後は段々絵も描ける様になりました。しかも左手で。Hは失語症、右半身麻痺になっていました。毎日の様に左手で細い水性サインペンで描き続け、美術館へ行きたいと希望したのです。年1回から始まって最終的には年4回、タクシーを使い約30分の、川村記念館へ行く様になったのです。
 大好きな絵を見、レストランのランチコースとビール小瓶1本でお昼を済ませ、その後大型スーパーをはしごして帰るというのがお定まりのコースでした。その楽しみの美術館通のフォローをする私の脚力が衰えていたのです。何としてでもHの最後まで看取りたいと思っていた私が飛び込んだのがカーブスだったのです。当時4年前のオーナーの時は、のんびりしていた時で、店頭にお誘いの看板1つもありませんでした。若いコーチは「なんで」と言う気持有り有りの表状で私の受付をしていたのです。もう一人のベテランコーチはクールに私に対していました。そんな状態で私はひたすら筋トレに励みました。だって目的がはっきりしていましたから。そんな私はメキメキと筋力が付き、メンバーさんの散歩を見習ってウォーキングも始めました。近くの石神井川添いを帝京大学で折り返り往腹1時間です。そうしているうちに私の気持ちは前向きになり人生が楽しく。勿諭Hのフォローも一層楽しく幸せなものになって行きました。その頃から私がコーチに話していたのが「カーブスで人生がかわった」です。
どんどん前向きになった私は私の身体を過信してしまい得意なウォーキングで歩いて30分かかるスーパーまで、安いお米を見差して5kgのお米を持ち6住腹もしてしまい、圧圧迫骨接をしてしまいました。カーブスを休む事6ヶ月。最終的にはもうカーブスをやめようと思っていた時当時いたTコーチと道で、バッタリと出合い声をかけられました。
「もう一度戻って来て」と言うTコーチには「考えて見る」とは答えたものの、心は止めようと思っていたのです。そんな時通院していた整形外科の先生に「カーブスへ行きなさいと、言われたのです。ハッと気が付いた私は、その足でカーブスに向かい、即入会手続を取り、翌日から身体の調子と付きあいながら毎日の様に通い、メキメキと筋力を付け、本当に、「カーブスで人生がかわった」と何度も口にする様になっていました。それに答えてくれる、若いコーチ3人。
 Hのフォロー。自分自身の充実の為の読書、ウォーキング、等が増々活発になって来ました。
 けれど一方でHはガンが発見され、保証人である私は積極的な治療は選ばず、このまま好きな絵を描き、年4回の川村記念美術館と、ランチ、ショッピングセンターのはしごを、亡くなる最後まで続け、たった2週間弱の入院でそーっと命を終えました。
 私は「最後まで看取る」という約束を果たしました。勿諭その間でもカーブスでの筋トレ、自分磨きはおこたりませんでした。Hを看取ったのが2018年1月6日。音信不通だった北海道の兄姉達とも連絡を取る事が出来、「ありがとう」の言葉をいただき 札幌での永代供養も済ませ、振り返れば、健生だった頃より、身体障害者になってからのHとの25年間の方が充実して幸せでした。自分を表現する事か出来ずお酒に走ったHは身体障害者になって、自分本来の姿を出す事が出来る様になって来ていたのです。幸せな人生で最後を終えました。私は役目を果たし、増々自分磨きにはげんでいます。勿諭筋トレもです。メンバーさんとの楽しいやり取り、つい最近本当の友達と思える「S子」さんに出会いました。カーブスのメンバーさん。特に手前のメンバーさんは気軽にお声掛け下さり、最初からスンナリと私を向え入れて下さいました。その中のメンバーさんが「S子」さんです。こんなうれしい出合いもカーブスにはあるのです。
 これが筋トレで前向きになった私へのご褒美だと思っています。最近どんどん前向きになり楽しい事、うれしい事、新らしい気付きでいっぱいです。これからも筋トレにはげみ前向きに生活し、健康寿命を少しでものばし最後の最後まで人のお役に立ち人生を終えたい。イヤ、終えようと思っています。これが、カーブスに通って丸4年。今現在の私です。
 ありがとうカーブス。
 ありがとうコーチ。
 ありがとうメンバーさん。

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