カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「めざせ健やか90代」

冨美代様(75歳) カーブスイオン大安(カーブス歴:7年4ヵ月)

 春近い弥生の月、3日のおひな祭の日に、市民祭の一環として芸術文化協会主催による数多くの団体が参加する舞台発表会が開催された。老若男女問わず幼児から高齢者迄、日頃の練習の成果を披露した。我が身も先日、後期高齢者の仲間入りをした。老体にムチ打って半年前より詩吟教室に通い始めた。主人と二人だけの日常生活では余り声を出す事が少ない。口を動かす事は脳トレにもなる。大きな口を開ける事は口腔内の唾液の分分泌を促進して臍下丹田、下腹に力を入れて発声練習が健康にも良い。50代の頃、一週間の不眠状態になり、身体を横にしても、2、3時間も眠れない。すると食事も余り摂れないし、車の運転も出来なくなってしまった。原因は頸椎症で首に通っている神経が圧迫されて、起きる症状と言われ、手術をし、人工骨であるセラミックを入れて隙間を作ってもらった。自分の骨と同化して、永久的に使えるのだそうである。不眠は改善されたが肩こりの、症状が残った。お医者さんからは、姿勢を良くして全身のバランスに気をつける様にと言われた。いろいろとリハビリを自分なりに、工夫してみたがどうしても疲れ易く以前の状態ではなくなった。そうこうして50代を何とか乗り切ったが、65才頃だと思うが、近くのスーパーにカーブスの店舗がオープンした事を知り体験にと足を運んでみた。女性限定で気楽な雰囲気が良かった。体験初日、帰りは肩のコリが楽に感じ続けてみようと思った。年を重ねると自分自身をどうしても甘やかしてしまい楽な方向に持ってゆこうとする。自分に対しての厳しさが必要と感じた。個々にあったマシンで自分なりのペースで進められる事も利点の一つである。日常の煩らわしさからの開放。女性にとっては家事の束縛は永遠に続く。特に三度の食事の支度、後片付けと筋力が衰えると長時間立っていられなくなり、台所に立つのがおっくうになる。筋力の衰えが最大の敵で、高齢者だからこそ鍛えてゆけば脚力は絶対に良くなると思う。粗食になりがちな食生活を良質な蛋白質の摂取を心がけているがどうしてもマンネリになり不足がちである。それにはプロテイン効果も見逃してはならない。一日2回に分けて、10時頃と午後はカーブスから帰ってすぐに飲む様に習慣としている。これからは少子化、起高齢化社会がやってくる。夫婦で七十代に突入した頃より、何処かに出かけても二人で一人前にもならない行動をしてしまう。友達からも良く聞く事だけれども、脳機能の低下をひしひしと感じる。過疎に近い土地柄故、車なしの生活は厳しい。安全運転に気を付けてゆきたい。東日本大震災から8年が経ち、多くの命が奪われた記憶は忘れてはならない。26才の役場の職員だった娘さんが犠牲になり、日記を家族の方がテレビで公開していた。好きな事をやるのではなく、やる事を好きになる。凄く重たい言葉を残されたと思った。嫌な事は後回しにしてしまいがちだが、そこには努力なしではやれない事だろう。娘の病気、孫の死と一時期大変な時があったが振り返ってみて家族の支えで何とか乗り越えてこれたと思う。生きとし生ける、生かされている我が身、そんな気がする。不幸だと思わない、これが自分にとっての試練だと思えばエネルギーが沸いてくる。明日何が起きるか判らない。今日の命を大切に。命程大切なものは無い。生きていれば何とかなる。吟道の精神はまだまだ理解出来ないが大きな声を出し、皆さんと和やかに時間を過ごす事が出来る。お稽古の終りに、吟道精神を吟じて最後の部分で、「吟じ終りて清風起る。一吟天地の心。」気持ちが晴れやかになる。昨年12月に500名以上の部で金賞を受け、ジャンプアップ賞に輝いた店舗の笑顔あふれるコーチの皆さんの支えで、これからも元気で過ごせる様に頑張りたい。

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