カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「旅VOL7」

旅人様(73歳) カーブス徳山(カーブス歴:11年1ヵ月)

中尾佐助さんの書かれた本を手にたえまなく祈りを捧げているブータンを訪ねました。
良い行いをすれば現世か来世で良い果報があるという輪廻思想。
個を重視する西洋的な思想とは対照的です。
10月飛鳥Ⅱで航く日本一周クルーズに出かけました。海はおだやかで食事がいきとどいていました。
2020年4月3日から16か国、25寄港地103日間の世界一周クルーズに出かけます。
神戸・シンガポール・ゴア・サラーラ・北極圏ホニングスポーク・レイキャビク・ニューヨーク・ブンタレナス・ホノルル 横浜・神戸に7月14日着。
11月23日第10回浜松国際ピアノコンクール本選に出かけました。1日目は3人の日本人コンテスタントのピアノコンチェルト(プロコフィエフ・ブラームス・ラフマニノフ)浜松市中区のアクトシティ浜松大ホールで激戦が始まりました。ピアノコンクールをテーマにした小説、思田陸さんの蜜峰と遠雷は興味深く、マサル・カルロス・レヴィ・アナトールと栄伝亜夜の二人。そして風間塵のバッハがモーツァルトのメロディが聞こえてくるストーリーです。
浜松から山中温泉に向いました。
日本の宿の良さに満たされ、24時間適温で用意されているお風呂に感激しました。
少女たちの明治維新(ジャニス・P・ニムラ)をおもしろく読みました。この方は3年間、日本で暮らした経験があります。
津田うめ・山川捨松・永井繁さんの物語です。日本という国は女性に男性と同等の自由を与えるかどうか決めていない時代でした。
教育とは従順を教え込むものであって、自立心を養うものであってはならない。
女性は万事において男性に従うという時代でした。捨松のホームステイ先のアリス・ベーコンは華族女学校教師として2年間日本で過ごしました。
アリスは常に独自の考えをしっかりと保ち開放的でした。
教師や夫から独立し、自分の考えを論じられる思慮深い女性を育成したいという目的でうめは1900年(明治33年)9月14日に女子英学塾を開校しましたが1929年(昭和4年)8月64歳で亡くなります。捨松は60歳。繁は1928年67歳で亡くなりました。女とは男に従属するものとされていた時代に男性と対等な女性の地位と個性的な生き方を夢みた梅子。梅子の文章はウイットとユーモア、想像力があり、言葉を自在に使いこなす才能がありました。
世界経済フォーラムが発表した男女平等の度合いを示す2018年版・ジェンダー・ギャップ指数で日本は149ケ国で110位です。1位アイスランド2位ノルウェーでした。
人生は個人の才能や努力だけで成り立つものではなく、時代や社会、偶然の巡り合わせにも左右されます。人生は4楽章て知っていましたか。1楽章40年で私は今2楽章の後半にいます。
4度目のクイーン・エリザベスクルーズでメルボルン・タスマニア島・シドニーをおとずれました。ブリタニアレストランの朝食メニューは生ハム・ブルーチーズ・メロン・オートミール・スムージー・クロワッサン・紅茶です。
毎日美味しく食事ができる。それは心身ともに健康で幸せなことの証といえます。
地球上でそういう幸せを享受できる人は一体どれだけいるでしょう。
2050年までに世界の人口は90億人を超えると考えられています。

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