カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「筋力の大切さを実感しました。」

yayami様(65歳) カーブス川越藤間(カーブス歴:0年10ヵ月)

 私がカーブスに入会を考えたのは、2018年4月でした。2017年夏に永年勤めていた仕事を辞め、ハローワークで紹介された介護の初任者研修を終えたのが2018年3月でした。当時64才の私でも出来る仕事を介護職に探しましたが、パートだと入浴介助が求められました。
実は私は長年両足の外反母趾を患っていました。いつ外反になったのかも記憶にないのですが、2014年頃から特に右足が酷くなっていました。右足親指の上に人差し指が乗った状態でした。しかし仕事を辞めるわけにはいかず、痛いのを我慢して革靴を履いていて、何時の間にか人差し指が脱臼していたのです。そのため足の裏に魚の目が出来て、それが歩くたびに痛いのです。ちょうど足の裏に小石が入った状態で歩いたら、と想像して頂くとお分かりだと思います。そのため、素足で硬い床の上を歩くのは自宅でも無理となり、いつも厚めのスリッパが離せませんでした。ですから入浴介助の仕事はとても無理な話でした。
 そこで何とかしないと、と初めて整形外科に行きました。すると先生は一目で「これは手術しないとダメですね」とおっしゃられました。私は痛さに歩く事がとても苦痛になっていたので、即手術を希望し、手術は10月と決まりました。そして「松葉杖が使えるようにならないと退院させないよ」とも言われたのでこれは筋力を高めるしかないと思いました。いろいろとジム等も調べましたが、結局家から10分程の所にあるカーブスにしようと5月に決めました。ここなら天候にあまり左右されず毎日でも気軽に通えるからです。
実質6月、7月、8月と週に3回以上は通いました。9月はさすがに入院の準備等々があり、6回しか行けませんでした。
そして、実際に入院して本当に短期間でも筋力トレーニングをしていて良かったと実感しました。
まず、私は右足の足首から下をギブスで固定され、尚且つベッドでは右足を上げた状態で過ごしていました。でも寝たきりではないので、トイレや食事、そして、術後3日目から始まったリハビリの度にベッドの上から起き上がらなくてはなりません。介護研修で起こす事は習いましたが、実際自分が右足不随状態で起き上がるには体のその他の全部の筋肉を総動員しなければならないとわかりました。
 寝た状態から半身になるには左腕の筋力で体を起こし、右手でベッドの手すりを掴み、エイッと腹筋を使って状態を起こし、ひたすら左足の筋力だけで体を起こし立ち上がり、車いすに移動したり、松葉杖を使ったりするのです。
私は幸いこれらの動作を支障なく行え、リハビリも順調、車椅子や松葉杖も早く使いこなす事が出来ました。 
私は6人部屋で3週間の入院でした。周りの方々は順次入れ替わっていきましたが、介護研修で教わった通り、70代80代の方々では転倒骨折の入院が一番多かったです。家の内外関係なく思わぬ転倒により両手と顔面を打ち付け且つ骨折した方、大腿を骨折した方、手首の骨折、もう様々です。そして不意の入院は当事者やご家族共にとても大変で、大部屋は会話が筒抜けなので、皆さんの慌てぶりと、また食事やトイレ等の思うように動けない不自由にとてもお困りの方の様子が手に取るように分かり、つくづく筋力を普段から鍛えておく事の大切さを改めて感じる事も出来ました。
 私は3週間で退院、その後、松葉杖生活が約3週間、その後、杖で片足を庇いながらの生活が3週間、12月の終わりには運転も出来るようになりました。
足の骨がくっつき始めてお医者様の許可を得た2019年3月からカーブスを再開しました。体力が落ちて2月の半ば迄はとても疲れやすかったのですが、カーブスに通い始めてからはその疲労感もどんどん無くなり、3月半ばにはもう普通の生活に戻ることが出来ました。
 介護研修で、『高齢でも億劫がらずに外に出ましょう』というのがありましたが、本当にそう思います。松葉杖の時は外出がとても面倒で家の中に居ると、ずうっと居るのが平気になってしまいました。ゴロゴロしてテレビばかり見ていました。そしてたまに外出すると、見慣れた近所の風景が不思議な事にとても新鮮に感じるのですね。
カーブスには生活の中の短い時間で体力作りと外に出て社会と触れるという二つの利点があると感じました。
私も含め、これからの社会で高齢者がどのように元気に暮らしていけるかという答えがここにあると思います。

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