カーブスエッセイ大賞2019結果発表

作品詳細

佳作

「筋肉のコルセット」

恵理様(51歳) カーブス豊岡正法寺(カーブス歴:10年3ヵ月)

 『痛い・・・嫌な予感・・・』あの時の恐怖が甦る。
5年前、ある日突然起き上がることすら困難となり、入院・手術を余儀なくされ、ただ激痛に耐える日々。
眠れず、食べることも出来ず、激ヤセはしたものの、筋肉は落ち・たるみ、まるで老婆と化したあの時を思い出しただけで、涙が溢れ出す。あの時に近い痛み・・・再び恐れていた事が・・・
2度と同じ思いをしない為、退院する時、担当医に尋ねた。
「同じようなことにならない為には、どうしたらいいですか?」
「ん~ こればかりは、なる時はなるからね。とにかく筋トレをして、筋肉を付けること。筋肉のコルセットが一番大事!」
その言葉で、カーブスで再び筋トレを頑張ろうと決意した。
あれから5年、あの言葉を信じて頑張ってきたのに何故・・・
恐る恐る病院へ。
「ん~ 再発かな? 稀にあるからね。」
そんなに簡単に言わないで! 再び恐怖に包まれた。
今回は前回と違い、まだ自分の足で歩けるから大丈夫!そう、自分に言い聞かせた。
MRI検査の結果・・・
「再発だね!」 ガーン!!
「前回ほど大きなものじゃない。今回は薬で様子をみよう。」
少しは胸をなでおろしたものの、再発に変わりはない。
どうしてこんなことになってしまったのか・・・
重たい物を持ったわけでもない。無理な体勢をとったわけでもない。
そしていつしか、もしかしたらカーブスで筋トレを頑張ったことが悪かったのかも知れないと思うようになった。それしか思い当たることがなかった。
そう思うと、悲しくて情けなくて、何とも言い表すことの出来ない気持ちになった。
信じて頑張ってきたのに、最悪の結果になってしまったと後悔し、今度こそカーブスをやめようと思った。
 自宅療養をしていて数日が経った頃、カーブスのスタッフさんから電話が掛かってきて、少し事情をお伝えしお話をした。スタッフさんは、特に再び筋トレを勧めることもなく、また頑張りましょうと励ますようなこともなく、ただ私の身体の事を気遣って下さった。それが何よりも嬉しく、気持ちが楽になった。
 もちろん、今回の椎間板ヘルニアの再発がカーブスのせいにするのは、全くの逆恨みであることは、自分が1番よくわかっていた。あれだけ担当医に、筋トレが1番大事だと太鼓判を押され、それが今回の原因であるはずがない。しかし、そうすることでしか自分を保つことができなかった。
 体重が減った、コレステロール値が下がった、体温が上がった、便通が良くなった、前向きな気持ちになれた・・・等。数々の筋トレでの効果・改善があったのに・・・
逆に、筋トレを頑張っていたからこそ、今回の再発もこの程度の済んだのか・・・と思うようにもなった。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
そして、「筋肉のコルセットが一番大事!」担当医からの再びの太鼓判。
『筋肉のコルセット!!』とても良い表現で、大好きな言葉。
そして今、この筋肉のコルセットで自分の身体を守る為、再び筋トレに励んでいる。
いつまでも筋肉のコルセットを大切にしたい。

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