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痩せる順番についてご紹介!男女差がある?お腹は痩せにくい?

スポーツウエアで悩む、考える女性
目次

ダイエットとひとくちに言っても、特にお腹ぽっこりが気になる…、二の腕のタプタプが気になる…、下半身が太いのが気になる…など、人によって痩せたいと思う部位が異なることがあります。自分の狙い通りに痩せることはできるのか?痩せる順番があるのか?男女差があるのか?など、詳しく見ていきましょう。

痩せる順番は?

スポーツウェアでウエスト・おなか周りのサイズを測る女性

脂肪は、体内のさまざまな箇所に蓄積されます。蓄積される部位によって、落としやすい脂肪もあれば、落としにくい脂肪もあります。また、実際には脂肪が落ちていても、痩せたことを実感しやすい部位もあれば、しにくい部位もあるでしょう。痩せる順番として、一番効果が出やすいのはお腹まわりです。お腹まわりがやせた後に、お尻や太ももなどが痩せていきます。それには、脂肪の種類が関係しています。お腹まわりには落としやすいと言われる内臓脂肪がつきやすく、お尻や太ももには落としにくい皮下脂肪がつくためです。

痩せる順番の体感には男女差がある?

痩せる順番の体感に、男女差が関係する可能性はあります。というのも、男性と女性ではつきやすい脂肪の種類が異なるためです。一般的に男性は、内臓脂肪がつきやすい傾向があります。内臓脂肪がつくとお腹まわりがぽっこりします。対して女性は、内臓脂肪よりも皮下脂肪がつきやすい傾向があります。皮下脂肪は下腹部や腰回りなど、特に下半身につきやすいという特徴があります。つまり、男女では脂肪がついている部位が異なることが多いため、痩せる順番の体感も変わってくるということになります。また、皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が落としやすいため、内臓脂肪によってお腹がぽっこりしている男性の方が、皮下脂肪によってお腹がたるんでいる女性よりも、お腹まわりが痩せた実感を早い段階で感じやすいということがあるかもしれません。

脂肪の種類は?

内臓脂肪

ぽっこりとした女性のおなか(おなか周りが張っている内臓脂肪型の肥満)

内臓脂肪とは、お腹の胃や腸など内臓のまわりにつく脂肪のことです。体のエネルギーが不足した際にはすぐにエネルギーに変わって使われる脂肪であるため、蓄積されやすい反面、落としやすい脂肪であると言えます。

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皮下脂肪

太もも・おしり周りを掴む女性(皮下脂肪は、手でつまみやすい脂肪といわれています)

皮下脂肪とは、下腹部やお尻や腰まわりなどの皮膚の下につく脂肪のことです。少しずつ蓄積されていき、体温の維持・内臓や骨を保護するという役割があるため、落としにくいと言われています。

異所性脂肪

内臓脂肪・皮下脂肪以外に、異所性脂肪というものが存在します。内臓脂肪や皮下脂肪におさまりきらなかった脂肪が、本来たまるはずのない場所に蓄積されたものを言います。代表的な異所性脂肪が肝臓にたまる脂肪、つまり脂肪肝です。また、筋肉の中にも脂肪がたまることが分かっています。筋肉が霜降り状になってしまう状態です。異所性脂肪は、外からの見た目では多いか少ないかを判断することが困難です。見た目には太っていないのに体脂肪率が高いという場合には、この異所性脂肪が存在しているかもしれません。

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体の部位の痩せる順番は?

最初に効果が出やすいのはお腹まわり

最初に効果が出やすいのはお腹まわり
前述の通り、皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が落としやすいという特徴があるため、ダイエットをはじめて最初に効果を実感しやすいのはお腹まわりです。

次に効果が出るのは?

その後にサイズダウンするのが、太ももや二の腕など、皮下脂肪がたまっている部位です。なお、二の腕の皮下脂肪をなくしたいからと腕を動かす運動に取り組みたくなりますが、実は部分的に痩せることは不可能です。腕を動かしたからといって、腕についている脂肪が燃焼されるわけではなく、全身の体脂肪が使われるからです。ただし、気になるところに筋肉をつけることで、たるみを引き締めることは可能です。痩せたいと思う部位があれば、その部位を筋トレで引き締めることを意識してみてください。
顔や首や指など、運動で直接鍛えにくいところを細くしたい、という場合も心配は無用です。適切な運動を続けるうちに、全身の体脂肪が燃やされ、これらの部位もほっそりしていきます。短期的な見た目や数字の変化にとらわれず、長い目で見て理想の体に近づけていけるようにしましょう。

ダイエットにも効果的な、下半身を鍛えるマシンで、大腿四頭筋・大殿筋・ハムストリングス・腸腰筋の筋トレを行う女性
上半身(胸や背中)の筋肉をマシンで鍛えている女性。脂肪燃焼、ダイエットにも効果的です。

脂肪を落とすためのおすすめの方法は?

食事制限をする場合の注意点は?

ダイエットにも効果的な、バランスの良い食事(和食・定食)

ダイエットのために、食事制限をしようと決意することがあると思います。ただし、間違った方法で食事制限をすると、たとえ一時的に体重が落ちたとしても、体調不良になったり、病気になりやすくなったりするリスクが高まるばかりか、長期的にみるとかえって太りやすい体質になってしまう可能性もあります。間違った方法とは、糖質を完全に制限したり、特定の食べ物だけを食べたり、極端に食事回数や食事量を減らすなどの偏った食事方法です。いっぽう、健康的に痩せる正しい食事制限とは、1日3食、決まった時間にバランスの良い食事をしながら、カロリーが高い食べ物をなるべく避けるようにしたり、食べ過ぎていた間食や夜食を削るという方法です。

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有酸素運動・筋トレ等のトレーニング

痩せたいと思ったときには、食事制限だけではなく、運動にも必ずセットで取り組んで頂きたいと思います。食事制限だけのダイエットは、体調の悪化やリバウンドなどのリスクを伴いますが、運動とセットで行うことで健康的で効果的に痩せることができます。

マシンで下半身の筋力トレーニングをする女性(大腿四頭筋・ハムストリングスなど)

ウォーキングに代表される有酸素運動は、脂肪燃焼効果が期待できます。ただし、有酸素運動だけで痩せようと思うと、脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまいます。ですから、筋トレも必要です。筋トレを行うと、基礎代謝が向上し、脂肪を燃焼しやすい体をつくることができます。また、気になる部位に筋肉がつけば、見た目にも引き締まって理想の体型を手に入れることにつながります。さらに、筋肉が多いと病気になりにくいというメリットもあります。

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「痩せる順番についてご紹介」まとめ

いかがでしたでしょうか。全身の体脂肪を落とし、体の中身も見た目も健康的にキレイになることを目指したいですね。そのためにはやはり、バランスのよい食事に加えて、運動、特に筋トレが欠かせません。ぜひ無理のない方法でチャレンジしてみて頂きたいと思います。

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ダイエット方法まとめ~やせる食事・運動・生活習慣のポイント

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