今から二十年程前になりますが、近くにある体育館で週一回のビーチバレーを楽しんでいました。三年程経った頃左足の膝が痛み出し、心配しましたが二、三日もすれば痛みも楽になりストレス発散のためと思いビーチボールを続けましたが自分には、気付かぬ所で症状が進んでいてとうとう仲間について行く事が出来ず止める事にしました。この先不安が広がる一方で家族の心配もあり、近くの整形外科医院で受診の結果「変形性の膝関節症」と言われ、痛み止めの薬とシップで「暫く様子を見てみましょう・・・・」との事で通院する事になりました。確かに薬で痛みは、楽になりますが薬で痛みを押えるのはどうかと疑問に思いました。
 半年程経った十一月の寒い日右足の付け根辺りの激痛で、歩く事も困難になり四、五日過ぎた頃同じ所で受診その結果坐骨神経痛だといわれその時も痛み止めの薬一ケ月出してもらい溢れそうになった袋をぶら下げて帰りました。
 二度目の診察の時「将来の事を考えると手術が必要になって来るかも・・・」といわれ考えてもいなかったのでびっくりしました。先の見えない膝の痛みと神経痛とに付き合って行かなければと思い健康に関する本や、一枚の広告にも目を向けるようになりました。それらによると運動や、ウォーキングで体を鍛える事が大切だと・・・でも私に出来る運動等何もありません。楽に出来る運動といえば温水プールが浮かび、一度試して見ようと電話で見学を申し込み早速出掛け係の人の「説明と見学」で「私でも大丈夫」と入会の手続きを終え同時に整形外科医院も止め水着と帽子靴をそろえてプール通いが始まりました。先輩のグループに入れてもらい、いろんな道具を使いコーチの指導で二年七ケ月頑張りました。
 この頃になると欲も出て来て少しでも改善に繋がる何かないだろうかと探していると折り込みチラシで「カーブスの女性ばかりの三十分間体操」と言う文字が目に入り、どんな所だろうと興味もあり、電話をすると「体験と見学に是非来て下さい」お持ちしていますと言う明るい声に迷わず教室に足を運びました。賑やかな明るい所で一瞬戸惑いを感じながらスタッフの方の説明と見学そして私の体の状態を聞いてもらい「一緒に頑張りましょう」と親切にいって頂き早速入会し、ほっとした気持ちとカーブスとのつながりが出来た事で嬉しさも倍に膨らみ浮き浮きとした気持ちでカーブスに通う事に・・・「お待ちしていました」と迎えて頂き、一対一の行き届いた親切な指導で始まりました。「無理のない自分のペースで」と毎回言って頂き早くマシーンに慣れるようにと自分に言い聞かせながら・・・
入会して三年八ケ月目になりますがその間にカーブスで得た事は心配していた友達との出会いと、誰とでも気軽に会話の出来る仲間が増えた事、そして何より心配していた手術の必要がなくなった事です。今では、痛さも感じなくなりました。カーブスに来る迄は、遠回りもしましたが長く会員でいられる事を願い、私の手足となって支えてもらっている友達と家族に感謝して・・・