三度目のインド旅行に行って来ました。
この冬一番の強い寒気の日本を出発。インド共和国記念日のデリーに着きました。今年の主賓はフランスのオランド大統領です。次の日飛行機でハイデラバードへ。中学生・高校生は学校が休日のようで家族や学校のグループとバケイションです。
  今回は南インド、仏教、ヒンズー教美術の旅、2013年3月インド・ラジャスタンの旅から帰って秘境インド探検記、ヨガの楽園(沖正弘著)を読み、今回は沖正弘がのこしてくれた治すヨガを読んで行きました。
  ヨガは5000年以上前にインド地方で生まれたと伝えられ、宇宙と人間をつなぎます。
  昭和53年に出版、実践冥想ヨガ生活編も読みました。感謝の心、懺悔の心、下坐の心、奉仕の心、人事をつくして天命にまかせる生き方、その人自身の努力精進によってその人自身が救われるように導きます。嘘いつわりのない真実道に生きようとすることは、むずかしいことなのです。
無限の自由、無限の幸福、無限の正義、ゴッドインドは古来宗教の国です。
  カンダーリヤ・マハーデーブ寺院のあるカジュラホは緑豊かな潤った村でした。高塔(シカラ)は天界への憧れ、男女の見事な快楽の表情、身も世もない恍惚に酔いしれ、包み隠すことのない開けっぴろげな性交。労働や食事や祈りと同様、日常的営為と同列なのです。
ヨガの楽園でゴンド族の性生活にふれていました。ぼくらがニューヨークのタイムズ・スクエアかなにかの道の上でことを始めてみろよ、たちまち御用にとありました。
時間と空間を超越した無量寿、無辺光。
丈夫になるのに重要なことは、いかに少なく食べるかの工夫が必要と食べる工夫でなく、食べない工夫をしろと書いてあります。ファスティング(少食、断食、1日1食)を勧めます。
  今回の旅では多くの若者達と出会いました。
15歳の家族4人のファイザーカーン君、竹のボート作りの女性、ボンベイの姉妹、エローラで出会った高校生と美しい婦人達ハイデラバードの青年、列車の中の24歳のラデイカさん、帰りの飛行機の中の41歳のヨガを学びに行っていた女性。予測によると2100年、インドの人口は16億6000万人で中国を抜いて1位。日本は8300万人で30位です。
  畑田鈴子さんのインド料理はお好き?須賀敦子訳アントニオ、タブッキのインド夜想曲、鈴木美保子さんのインド風まかせもおもしろく読みました。
次回はクルーズを書いてみたいと思います。