「お腹ひっこめてー。」と遠くのカウンターから発せられるカーブスのコーチの声に背筋がさっと伸びるのが習慣になっている今日この頃。言われないと、つい体がだらけてしまうのがクセになっている。けれど外を歩く時コーチの声が聞こえてはっとお腹をひっこめて歩いたりしている。
カーブスに通い始めて2年10ヶ月がたつ。
ジャズダンス、社交ダンス、フラダンス、どれも3ヶ月ともたなかったのにカーブスだけは続いている。何故だろうかと考える。
そうカーブスは継続は力なり頑張れば頑張るだけ結果がついてくるからかもしれない。
 24才の頃、不安神経症という病気になって何もかも不安で生きて行くのも辛かった時期もあり完治しないまま拒食症になり体重は30kg程しかなくなってしまった。その後、過食にはしって体重が70kg位に増えてしまった。
これはいけないとダイエットしたのだけれどあまり効果は出ず、どうしようかと悩んでいる時に母にすすめられた。"女性だけの体操教室"というのに行ってみたらと言われ、大丈夫かな、お金だけぼったくられないかな、きびしいのじゃないか、ついていけないのじゃないか、と不安で一杯だった。けれど行ってみると明るい雰囲気と元気な声でコーチはきびきびしていて、ここでやってみたいなと思った。
 その時、対応してくれたのがあの「お腹ひっこめてー。」のコーチでとても親身になってくれてこの人についていこう。間違いはない。一緒に体作りをしてくれるだろうと入会を決意した。
 今では統合失調症という病気と闘い続けながらカーブスに通っている。
 めまいがしたり心拍数がすごく高くなったり、しんどくなって休ませてもらったりと、色々迷惑をかけながらなんとかこなしている。面倒臭いメンバーだけれどコーチの皆はとても優しく接してくれる。
月水金と行く予定だけれどしんどくて週1の時もある。それでも嬉しかったのが運動して持病の薬が3種類減った事だ。良くなってきたのかなと考える。
最近、変わったのは1時には寝る様にしている。今まで朝の5時とか6時に寝て夕方の4時頃起き出すという生活をしていた。
けれど今はカーブスのおかげか運動して体が疲れているからか早く眠れる様になった。起きるのはお昼の12時だけど私にしたら早い方で生活パターンががらりと変わった。もう少し早く起きたいのだけど中々出来ないでいる。あせらずゆっくり変えていけばいいかと今は思う。
 カーブスでの結果は2年10ヶ月で15kgの減量に成功した。バストや他の部位も減ってきている。私は今49才なのだけれど2年10ヶ月前は体年齢が62才という結果がでてショックだった。けれど今は51才とやっと自分の年齢に近づいた。
 本当に継続は力なり、やれば結果につながる様に徐々に締まってゆくのが毎月の計測で良くわかる。ドーナツ食べたい、ラーメン食べたいとコーチに言うと「半分だけよ」と言われてしまった。チョコレートが大好きなのでちょびちょび食べている。これをやめたらもう少し減量できるかもしれないけれどそこまできつくするのもどうかと思う。だからちょびちょび食べるのは許してもらおうかな。
このチョコ好きと言うのはコーチに話していないけど・・・
 すごく太ってた頃は下着屋に行っても洋服屋に行っても店員の態度はとても悪く冷めたかった。お前に似合うのなんか無いしサイズ入らないに決まってると言われてる様ですごく悲しかった。
 まだまだ太っているけれど最近は店員がよってくる様になった。
 くやしいけど、これが現実なのかな。
あともう少し締めたら好きなブランドの服が着れる。それをひとつの目標としてカーブスマシーンを頑張る。
 マシーンで15kg減ったのだから、まだまだやせる事が出来ると自信がついた。
 病気も無理せず、うまくつき合って皆に迷惑をかけない様にしようと心がけている。
 私はカーブスが大好きだからずっとずっと続けばいいのにと思う。
コーチの皆も大好きだからコーチの言う事に耳を傾ける。
本当にいつもありがとうと言いたい。