更年期に体重減少。ゲッソリしていた 54 歳女性が健康を取り戻すまで
更年期の体重減少。その原因の多くは、ホルモンの乱れによる自律神経の不調や、筋肉の減少にあります。
今回は、更年期の深刻な症状に仕事のストレスが重なり、3ヵ月で 10kg もの体重減少を経験した真希子さん(54 歳)のケースをご紹介します。憧れていた「スリムな体型」ではなく、ゲッソリと老け込んでしまったという彼女に悩まされた更年期の症状や、心身の健康を取り戻すために取り組んだことなどを聞きました。
更年期の体重減少、54歳の私が直面した体調不良の正体とは
- 更年期の症状について、教えていただけますか
45 歳くらいから、もしかして…という症状が出始めました。関節の動かしにくさや、のぼせなどです。その頃は子どもの進学など、ライフステージの変化とも重なり、イライラしたり、モヤモヤしたりしていました。振り返ると、あの頃から更年期の症状が始まっていたんだと思います。
50 歳を過ぎた頃がピークで、日に何度も起こるホットフラッシュ、頭痛、イライラ、だるさなどに悩まされ、関節の痛みも強まりました。とくに手の指の関節が腫れて変形してきたことから、リウマチを疑って専門医を受診しましたが、検査の結果は陰性。その後、整形外科で「へバーデン結節」と診断され、「更年期の女性によくある症状で、50 代の女性に多い」と説明を受けました。ちょうどその頃は生理も不順になり始めていた時期で、婦人科を受診したところ、「女性ホルモンのエストロゲンがまったくなくなっている」と言われ、それが激しい更年期症状につながっていると診断されました。
更年期に仕事のストレスが重なり、症状はさらに悪化
- 3ヵ月で 10kg も体重が減少したそうですね
当時はコロナ禍で、会社の方針転換による仕事のストレスが重なったことも、更年期のイライラやモヤモヤに拍車をかけました。しばらくすると、怒りを通り越して、仕事へのやる気がなくなっていったのです。鬱っぽくなり、食事が喉を通らなくなりました。朝食を食べるのがつらい。ご飯やパン、大好きなパスタでさえ食べられない。その一方で、甘い物は食べても食べても満足しない。チョコレートを箱ごといくつも食べてしまうこともありました。
そんな状態が続き、気づいたら 3 ヵ月で体重が 10kg 減少していました。見るからに顔色が悪くゲッソリとした私を見て、周囲からは「大丈夫?」と心配されるようになりました。娘からも「お母さん、ちょっとやばいんじゃない?」と言われるほどでした。
もしかしたら、運動したほうがいいのかも
- そこからどうやって健康を取り戻したのですか
そんな私の転機になったのが、「お母さん、あんなに痩せたかったんだから、考え方を変えて、ダイエットできたと思えばいいじゃない」という娘の言葉でした。
じつは私は小さい頃から体格が良く、思春期から 50 歳になるまで、どんなに痩せても 70kg程度で、当時も 73~76kg を行ったり来たりしていました。それしか食べない「何とかダイエット」をして、一時的に体重は減ってもリバウンドすることを繰り返していたんです。
娘の言うように、たしかに痩せた。でも、顔色はくすみ、体は疲れやすく、関節の痛みは指だけでなく、肩の付け根、ひざにも出るなど、ひどくなる一方。改めて自分の体を鏡で見たとき、「痩せたけど、全然綺麗じゃない。年より老けて見える」と感じました。そのとき、「もしかしたら、運動したほうがいいのかも」という考えが、はじめて頭に浮かびました。
ちょうど、職場の同僚が「女性だけの 30 分健康フィットネス カーブス」に通い出したと教えてくれました。以前から「カーブスいいよね」と話していたことはありましたが、始めるまでには至っていませんでした。同僚から「筋肉をつけたほうがいいよ」と誘われたことがきっかけで、私も行ってみることにしたんです。
- カーブスに通ってみて、どうでしたか
運動はほとんどしていなかったので、はじめは「できるかな?」と不安でしたが、体験に行き、「これなら私にもできる」と思いました。むしろ物足りないくらいだと感じたことを覚えています。
入会当初は「簡単そうだから」とマシンの運動を甘く見て、ガムシャラに頑張りすぎてしまい、逆に腰を痛めてしまいました。数日間休んだ際、コーチから「体の様子を見ながら、来られるときに来てくださいね」と声をかけられ、意識が変わりました。
それまでは、とにかく回数多く通うことだけを考えていましたが、コーチのアドバイスにしたがって、呼吸や姿勢、どこの筋肉を使っているかを意識するようにしました。痛みがあるときは無理をせず、コーチのサポートを受けながら運動を継続しているうちに、体にうれしい変化が起こっていきました。
カーブスコーチのサポートで運動を継続
まさか、ウェディングドレスが着られるなんて
- 運動を続けたことで、どのような変化がありましたか
カーブスを続けて半年後の健康診断で、上が 140、下が 85 を超え、「要注意」と言われていた血圧が、上は 120 台、下は 70 台の正常値になりました。基準値を大幅に超えていたコレステロール値も正常値になるなど、気になっていた健康数値が改善しました。
カーブスに入会したときの体重は 62kg で、いまは 57~58kg ですが、筋肉がついたことで体が引き締まったと感じます。職場の人から「足が長くなったんじゃない?」と言われて気づいたのですが、ヒップアップしたみたいです。ウエストも細くなり、それまで L サイズか LL サイズだった洋服が、M サイズか物によっては S サイズも着られるようになりました。憧れていた洋服屋さんで、いつも見るだけでしたが、思い切って試着して、それがスルッと着られたときはうれしかったですね。何十年も生きてきて、こんな体型になったことないなと、自己肯定感が高まりました。
そんなとき、娘が結婚することになり、ウェディングドレス選びに付き添ったんです。私が結婚したときは、体が太くて選べるドレスが数点しかありませんでした。だから、うらやましくてつい「いいなぁ」と言ったら、まさか「お母さんも着てみたら?」「ちょうど結婚 30年じゃない」ということになって・・・。一番気に入ったドレスを着て、昨年5月、バラ園で夫と記念写真を撮影することができました。式場の衣装係の方から「姿勢きれいですね。体幹もしっかりしています。何かされていますか?」と聞かれ、「カーブスです!」と答えたときは、とても誇らしい気持ちでした。
あきらめていたことにもチャレンジ
- 心の不調にも変化がありましたか
運動をすると、気分がすっきりして心地よい気持ちになります。更年期の気分の浮き沈みもなくなり、甘い物も少しの量で満足できるようになりました。運動をしているから、「食べたら太る」という罪悪感がなく、食事もおいしく食べられるようになりました。
激ヤセしてゲッソリしていたときは、負のオーラをまとっていたと思いますが、いまはその逆で、スーパーで知らない人によく声をかけられます。そのことをコーチに話したら、「真希子さんがキラキラしているから、人が集まるのですよ」と温かい言葉が返ってきました。
体が変わり、周りから「いつも素敵ね」「スタイルいいのね」など、これまで言われたことがない言葉をたくさんもらえるようになったことも、気持ちをポジティブにしてくれました。思い切って仕事をやめ、転職に挑戦し、現在は新しい仕事でやりがいを持って働いています。これから仕事に関する資格にもチャレンジするつもりです。
プライベートでも、興味があることは何でもやってみようという気持ちで、フラワーアレンジメントも習い始めました
- 今後、どのようなことを目指していますか
じつは、テレビで見たフラメンコに憧れて、自分もやってみたいと思っているんです。以前の私だったら、テレビのなか、雑誌のなかだけと割り切って、いいなと思ったこともやってみようなんて思わなかったのに、すごい変化です。
これから先、70 代になっても 80 代になっても、やりたいことがあったら躊躇なく行動できる身体でいたいし、前向きな気持ちでいたい。そのために、運動を続けていきたいと思っています。
- ありがとうございました
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【更年期に体重が減る3つの主な原因】
原因⓵ ホルモンバランスの変化・自律神経の乱れによって消化力が低下する
更年期の症状は人によって大きく異なり、症状は200以上あるとも言われています。体重減少もそのひとつ。ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れによって、消化吸収能力が低下することがあります。
原因⓶ ストレスによる食欲減退
更年期の不調によって心身にストレスがかかり、食欲が低下することがあります。
原因⓷ 筋肉の減少
女性は30歳を過ぎると筋肉が減少していきます。更年期の不調により活動量が減ると、さらに筋肉が落ちやすくなります。実は脂肪よりも筋肉のほうが重たく、筋肉の減少は体重減につながります。
【更年期症状についてよくある質問】
更年期症状は、なぜ起こるのですか?
A: 閉経前後 5 年間ずつ、合計 10 年間を更年期といい、心やカラダにさまざまな不調が表れます。おもな原因は、女性ホルモンのエストロゲンが大きくゆらぎながら低下していくことにあります。さらに、加齢による体の変化や、家庭環境や仕事といった社会的要因、性格やストレスといった心理的要因も影響すると考えられています。
更年期症状とうまく付き合うには、どうすればよいですか?
A: 更年期症状とうまく付き合うには、日頃の生活習慣を整えることが大切です。適度な運動、バランスの良い食事、良質な睡眠が症状の重さに大きくかかわってきます。
更年期症状におすすめの運動はありますか?
A: 運動はとくに腰痛などの慢性痛や、肩こりなどの症状に効果的です。それ以外にも、発汗やほてりのような原因がよくわからないと思われる女性の悩みも、運動で軽減できることがわかっています。運動するときは筋トレと有酸素運動、ストレッチなどを組み合わせるのがおすすめです。運動の強度は、激しすぎず、自分に合った負荷でできるのが望ましいとされています。
「女性だけの30分健康フィットネス カーブス」とは
女性の健康に必要な3つの運動「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」が 「1回30分」「予約不要」でできる女性専用のジム。独自に開発した油圧式マシンは、ひとりひとりの体力や筋力に合わせて簡単に強度を調節でき、「専門コーチのサポート」もあるので、運動に不安がある方も安心して取り組むことができる。全国に2000店舗、90万人以上の女性が健康づくりのために通っている。自宅で1日6分からオンラインで運動できる「おうちでカーブス」プランも。