カーブスに通うようになって、一年になります。一年前始める時、二度目のインターフェロン(慢性C型肝炎の治療で、週一回の注射を一年間四十八回受ける)治療中でした。副作用で体調が悪く、日々の生活(食事作りや掃除、洗濯)など、何とか手抜きでこなし、あとは、居間でテレビを見ながらゴロゴロしている日々でした。すっかり体力もなくなり、二階への階段も途中で一息する有り様でした。
そんな私の姿を見て、主人がカーブスを勧めてくれました。知人の方がカーブスに通い、姿勢が良くなり体型もスッキリして、元気になられたと。家から近いこともあり、行くことにしました。
最初は週一・二回でした。マシーンも重く感じられ、ゆっくりペースで、なんとかワークアウトしていました。始めて二ヵ月、インターフェロンの治療も終わり少しづつ体調が戻りだし、カーブスにも週二・三回通えるようになりました。そして、少しづつ体の変化も出てきました。
二の腕のサイズが1.5cm程細くなったのです。女心ですね、嬉しくなってしまいました。掲示板に、月間効果のあった人が公表されます。そこに名前が書かれ、一ドルのポイント券がいただけると俄然やる気が出てきました。月十二回を目標に、そして食事にも気をつけ蛋白質、水も飲むようにしました。お腹の回りも弛んでいたのが、少しスッキリしだし、知らず知らずのうちに通うのが楽しくなっていました。
私は中途失聴の重度難病で、補聴器を頼りに生活しています。十八年前。三十九才の時、四番目の二男を出産して一年後にメニエール病になり、聴力を失いました。病院、ヨーガ、整体、鍼治療、いろいろやりましたが聴力は戻りませんでした。普通の会話も聞き取りにくく、会合や人の集まりなど避けていました。新しい習い事も不安が先立ち、踏み出せずにいました。
ですが、カーブスは耳が良く聞こえなくても、皆様メンバーさんの真似をして行なえばやれます。あまり気を使わず、自然に振る舞えて、毎回帰途には笑顔になっていることに気づきました。
C型肝炎は、残念ながら改善されませんでしたが、悪化しないように現状をキープして生活するには、カーブスの30分がとても私に合っているように思います。疲れない程度の筋トレで、筋肉が少しずつ付き、体力アップ。
今では、家庭菜園に趣味の花の絵(日本画)を描き、カーブスに通い有意義な日々を過しています。以前は、庭の草むしりや家庭菜園などしていると、よく足の付け根、背中から肩が痛くなり首が廻らなくなったりして、整骨院に行っていました。それも、長い間の運動不足で筋力が衰えていたからですね。元気に生活出来るようになり、カーブスには感謝の気持ちでいっぱいです。
主人も運動不足で体調がいまひとつです。週三回程度ジョギングをしていますが、「あんたはいいね。わしもカーブスに行きたい。」と羨ましがられています。カーブスの話題も時々出ます。店長さん、コーチの皆さんがいろいろ工夫してやってくださる事を話すと、「カーブスは、すごいね。」と主人も驚いています。
そうなんです。女性が健康で元気に過せるのと同じように、男性も筋トレして元気に暮らす。いつか男性用のカーブスが出来ればと思います。
これからの日本の高齢化社会、若い人に頼らず、若い人を助けて、一緒に支えていく社会になればと願っています。