先日、橋田壽賀子作、石井ふく子演出の「女たちの忠臣蔵」を見てきました。忠臣蔵の義士たちをかげでささえた、女たちの物語でした。


 主演の高島礼子さん演じる大石りくが、夫・内蔵助と息子・主税を思い、水垢離をする場面は、感動的でした。何か月も練習されたと思われる。鼓を打たれた、藤田朋子さん、体当りで、自害する演技をされた、熊谷真美さん、皆さんが、すばらしく、いきいきとして、輝いておられました。

 そんな女性になりたいと思う気持ちが、いつも私の心のすみっこにあったのでしょう。カーブスへの入会を決めるまで・・・

 

 三年前の春でした。十二年間、家族だった愛犬のチャンスが、死にました。その悲しみは、とても深く、日増しに私をひきこもらせました。もう、そばを一緒に歩いてくれません。そうして毎日が過ぎていきました。

 

 ある日、体重が五㎏増え、一年もたたない間に、十㎏以上も増えていました。すると、負担がかかったのか、膝を痛めてしまい、整骨院に通うようになりました。長い待ち時間と、単調な診察に業を煮やしていたころ、医師が、「関節のまわりに筋肉をつけましょう。」とおっしゃいました。

 

 あっ!そうだ。その言葉は、ひと足先に、カーブス会員になっていた娘が、言っていた、<脂肪を燃やして、筋肉を作る>でした。正しく一挙両得です。こんなつまらない毎日を送っていては、いけない。整骨院はやめて、自分で治そう。

 

 そして、娘から遅れをとること三か月、カーブスに入会しました。輝く女性になるための一歩を踏み出しました。家が近いこともあるので、一週間に三回~四回のペースで、がんばれるようにと目標をもって始めました。すると、月初めの計測では、毎月順調に体重も減っていきました。不思議なことに成果がみえてくると、同時に膝の痛みもなくなり、今では、正座も楽にできるようになりました。気持ちの面でも以前のように趣味の映画や演劇を楽しみ、ボランティア活動にまで積極的に参加するようにもなりました。カーブスに入会して本当に良かったと思います。

 

 後になりましたが、この機会をお借りして、スタッフの皆さんにお礼を言わせていただきます。素直に入会できたのも、皆さんの明るくて、やさしいお人柄のおかげだと思います。そして、何よりも、美しく輝いておられます。スクリーンや舞台だけじゃないんです。カーブスは、輝く女性ががんばっている所です。


 ふと通りに出て、カーブスの窓を見ると遅くまで、明かりがついているときがあります。会員のために、楽しい時間作りを考えて下さっているのでしょう。本当にありがとうございます。

 ステキな人たちとの出会いを楽しみに、娘と二人、がんばって続けていきたいと思います。