二〇一〇年八月お盆を過ぎた頃のある日の午後、何時ものようにウォーキングの帰りに買物をして、重い荷物を持って、三十分の帰路の途中に突然左股関節あたりに激痛が走りました。このまゝ帰れるのかと不安でしたがやっとの思いで帰宅することができました。痛いながらも何とか家事も済ますことができました。
翌朝になっても痛みは治まらず歩行に不安のある状態で、お医者様の診断は、レントゲン検査で骨は実年令に比べてしっかりしていること。私も見せてもらいましたが本当にしっかりと写って居り我ながら感激しました。
筋肉を痛めているとのことで、シップ薬を頂き、二、三日治療をしましたが、痛みは納まらず、歩行も難しくなりました。
知人に整体接骨院を紹介していたゞき、毎日通院治療を受けることにしました。
十月頃になると痛みも少なくなり、かねて約束していた友人と從弟に会うべく熊本へ行きました時、筋肉を痛めて治療中であることを話すと、從弟の妻がカーブスのことを教えてくれました。彼女は腕の筋肉を痛め、カーブスに週三回通い一年になり、筋肉の状態は少しづつ回復して来ているので、私にも行くようにと勧めてくれ、家から通える所も調べてもらったのですが、近くにはなく、通うのが難しいので、そのまゝ終ってしまいました。相変らず整体整骨院通いが続いて居りました。その間も熊本からは「お姉さんカーブスへ行く方がよい」と機会がある度に勧めてもらいましたが、私の決心がつきませんでした。
二〇一一年夏頃に治療の甲斐があり痛みも大分納まってきました。丁度担当の先生が退職されることになり、新しい先生になったのを機会に、石橋を叩いても渡らない性格の私がカーブスのことを考えてみようという気持を持って、熊本の從弟の妻に紹介を依頼しました。
熊本からカーブスマガジン二〇一一vol十五とカーブスサザンモールが新しく開設されているとの情報を頂き、一度体験するように勧められました。
幼い頃(私自身は記憶がない)に小児麻痺を患い(軽傷でした)、多少右半身が弱かったこと。腺病質で、強行的な遠足、水泳やマラソンはさせてもらえず、お医者様からは無理をしたら死ぬと言われて居りましたので、身体を鍛えることをしたことが無いと言っても過言ではありません。その上、十六才の初夏と三十代半頃に短期間の麻痺を起したり、六十才代前半には商店街で葱を踏んで転倒して、骨折寸前で、入院治療も考えましたが、母の介護最中であり、お医者様と相談の上、テーピングで固定するという治療でクリスマスイヴから翌年三月末に良くなり、こゝでも右足を何とか治した経緯がありました。
今度は丈夫な左足を痛めたので本当に又回復できるのか不安な毎日でした。
しかし、治療だけでは筋力はつきません。熟慮の上、カーブスを紹介して頂き、二〇一一年九月十四日に体験させていたゞきました。その時の計測で筋力は実年令をはるかに下っていて、筋力アップは必要であると痛感し、即会員登録を済ました九月十六日から通い始めました。
週二回は通うことを目標にトレーニングに努めましたが、初めは翌日のリバウンドが厳しく、毎夜蒲団をかぶって、「痛い、痛い」と言いながら夜を過ごしていました。当然のようにその痛みを抑えるべく整体整骨院への通院も続けていましたが、治療中に激痛が走り、その後歩行中も痛みが増し元に戻ったのかと思う様な状態になりました。
カーブスを止めるべきか、整体の治療を止めるべきかと迷いました。そこでもう一度カーブスへ行って、その結果が悪ければ止めようと思い、再度トレーニングにチャレンジをした結果、少し痛みが和らぎ、続けられると思いカーブスでの筋肉トレーニングに賭けることにしました。ホームドクターも、今は少し痛みがあっても無理のない程度の筋肉トレーニングはしなさい。筋力は鍛えることで、年令に関係なく必ずついてくるから」と背中を押して下さいました。
カーブスでのトレーニングはインストラクターの方々の丁寧な指導にも拘わらず、機械の取扱い方、姿勢などすぐ忘れ不安な日々を過していましたが、リバウンドも軽くなり、通うことが苦痛にはなりませんでした。
三ヶ月を経過した頃から少しづゝ機械の扱いも上手?にできるようになり、姿勢も少しづつ良くなって来て、通うのが楽しみになって参りました。
「二〇一二年カーブスプリンセスに参加しませんか」と誘われ思い切って参加することにしました。カーブスプリンセスの御約束は(一)一ヶ月間に八回通うこと。(二)料理の時に腹圧を意識する。(三)一日一時間のウォーキング但し、悪天候の日は体操をする。と決めました。
結果は(一)一月十回、二月十一回、(二)日常生活で腹圧を意識するようになった結果、料理やその後片付け等長時間の立仕事も以前は足の痛みと共に腰痛と途中で立って居られない状態から足の痛みがあっても腰痛は殆んど無くなり楽になりました。姿勢もよくなり歩くことも楽になったのは大きな成果です。(三)は少しキツイかと思っていましたが、雨の日はアーケード街や地下街を歩くことで目標を達成できました。残念ながらカーブスプリンセスにはなれませんでしたが、三月初めの計測で筋力はアップしていました。丁度二月末に内科で血液検査を受けた結果もコレステロール値、血糖値共に正常範囲内に、筋力もアップしたことが証明され、兼ねてからバランスよい食事を心掛けていたことに加え、カーブスでのトレーニングの成果がこんなに早く表われたことを喜んでおります。
私の生活の一部になったカーブスでの筋肉トレーニング。今日もインストラクターの「もっと肩の力を抜いて、機械を軽く握って」など、指導を受けては、次には忘れてまた同じ指導を頂くことを繰り返しながらも、少しは上手にトレーニングが出来るようになって来ました。
暖かくなる四月からはもう少し目標を高くして、年令相応の、それ以上の筋力アップができるように努力を続けます。
カーブス行が楽しくできるのは、すべて自己責任で行動できること。例えば受講時間が自分のスケジュールで自由に決められること、体調に合せてトレーニングは無理のないようにできること。行動も自己責任でルールを守ることなど自由度の高さにあるのでしょう。
まだまだ歩行も階段の昇降や傾斜の厳しい坂道等は不安であり、イス、ベッドの生活ですが、二〇一二年の目標「カーブスで筋力をアップして、普通に歩けるようにする」を達成できるように、今週のマシンのゴールが達成できるように、一歩、一歩前進を心掛け、半年後、一年後の成長を期待して、楽しくカーブスで筋肉トレーニングを続けます。
インストラクターの皆様宜しくお願いします。