昨年三月突然、突然であった。
その日の昼食まで普通に当り前に食べていた。
それがである。夕方になっても昼食べた物が消化されず消化管の中に留まっているようだった。
??私の体の中どうなってしまったの?
体の異状に只事ではないと感じ、病院で詳しい検査を受けると下された病名は膵臓癌。
私は二十五年前に母を膵臓癌で、父をその二年後に肝臓癌で亡くしている。
幸い私には両親からもらった「強い精神力と治癒力、生命力」が備わっている・・・と信じている。
なぜなら、十三年前にも乳癌になったがそれに打ち勝ち完治しているから。
今度も負けないぞ!と自分に誓い入院した。
三週間後の手術まで絶飲食。栄養点滴のみ。
先生からは「しっかり動くように」と何度も言われていたのでスクワット等筋トレに励み院内も歩き回っていた。
カーブスに入会して二年七か月。筋肉の大切さを痛感し、こつこつ溜めてきた貯筋を減らしたくない一心で。
術後次の日から「歩くように」と言われ努力の日々。
一週間後ベッドの柵を持ちながら腹筋を使い起き上がれるようになった。
先生は「無理してない?こんな患者初めて」と大変驚いておられた。
カーブスで一所懸命励んでいたのはこの時の為であったのか。改めて筋肉の大切さを思い知らされた。
術後四か月半、医師から許可が出て待ちに待ったカーブスへ再び通えるようになった。
コーチ達の温かい心、励ましに涙が出るほど嬉しかった。
隔週で抗癌剤治療を受けながら元気に通っている。「豊子さん、今日も来れましたね」
明るく迎えられ誉められパワーをもらう。
今ではマシンを動かす力も強くなり確実に筋肉がついているのがわかる。
カーブスへ通えるのは私の健康のバロメーター。
筋肉は活力・生命力
さあ今日も腹圧を高めて頑張ろう