カーブスエッセイ大賞2020入賞作品のご紹介

作品詳細

入賞

「カーブスと私」

サチ子様(75歳) カーブスなかもず(カーブス歴:4年6ヵ月)

 毎年、風邪をひいていた。病院へ行って、治療を受けて、治ったと思ったら、次の風邪をひく。鼻うがいをしても治らなかった。年に何回耳鼻科に通ったことだろう。一年の内、1/4は医者通いをしてたと思う。ところが今年になって、否、去年の夏から病院に行ってない。コーチに「この頃、風邪ひかなくなってきたのよ。」というと、「頑張ってるから、筋肉がついて、免疫力が出きたんですよ。」と喜んでくれる。確かにそうかも知れない。月、水、金と朝十時集合(六月~九月は九時)で男女20人位の集まりで、小一時間おしゃべりをしながら、ウォーキングをする。一万歩近く歩く。たまにお茶をする。その足でカーブスに通う。こんな生活を、三、四年前からやっている。
 友人に「カーブスおいで」と誘うと、入会した人もいるけど、「あれ位で、運動になるの?」と不審がる。ハァーハァーと息絶えだえにならないと運動した気にならないらしい。私も最初は、何の意識もなく、マシンを動かしていたけれど、どの筋肉を動かしているかと意識し、腹圧を高め、チャレンジ・ハードにすると、結構しんどい。冬でも汗をかく。
 夫が十年前に癌で逝き、五年前に次男が四十四才で急死した。その時もカーブスへ通っていた。突然の事で、嫁と葬儀を出すと、ポッカリと穴があいた。「何で親より先に逝く!バカ。」と大泣きした。何もする気がしない。眠れない。食欲がない。
 どうしようもないどん底の時、「カーブス戻ってきませんか」というハガキが来た。コーチが元気な声で挨拶してくれる。顔馴みのメンバーが声をかけてくれる。その時、私の居場所が、ここにあったんだ。迎えてくれる所があったんだ。光がさしたような気がした。いつ迄も、家にとじこもっていては、うつ病になる。もうなっているかも知れないけれど、吹っ飛ばそうとカーブスに通い出した。
だんだんと気持が、前向きになり、止めていた落語や南京玉すだれにも挑戦するようになった。寄る年波のせいか、記憶力が落ちてきた。それでも地域の文化祭や小さな寄席で発表するのを楽しみにしている。人生100年時代、明かるく元気でカーブスと一緒に活きたい。

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