カーブス会員になり、一年を迎えた。
カーブスに通っていた母から、何度も入会を進められていた。
「体験おいでよ。」「いや。」
「膝の痛いのも絶対に治るよ。」「通う時間もお金もない。」
こんなやりとりを繰り返し、半ば強制的に体験に連れて行かれ、「入会します。」と返事したのは、私でなく母だった。
内心「えらい事になった。断れる雰囲気じゃないしなあ。」「どうせ3日坊主なのに。」
知らない人の中に入る事も苦手な私には、苦痛以外の何でもなかった。
膝の痛みを持つ私は、下肢のマシンは全く出来ない。痛くても、筋肉をつけて筋力でカバーしないといけない事はよくわかっている。しかし、三ヶ月経過しても、痛みは続いた。
 カーブスは私には合わないんじゃないかと悩む反面、私より高齢の方や病気で動作緩慢な方が頑張っておられる姿に勇気をもらった。   
 諦めるのはまだ早いと、自分に言い聞かせ、下肢のマシンは一つ二つだけとか、一周だけとか痛みに合わせ取り組み、痛みは激減した。
 気がつけば風邪を引かず疲れにくい体質になり、歩く事も苦痛でなくなっているのである。
 蛋白点数で赤シールをもらうための蛋白質から、筋トレ効果を上げるため、又健康を守るための蛋白質へと認識がかわった。家族の食生活は、私に委ねられている。
蛋白質と野菜中心の食事を心がけ、それは私のみならず家族の健康も守ってくれると信じている。

 幸い、家族は私のカーブス応援団。二年目は更に筋トレに励み、食生活で家族をも守れる一年にしたい。