年を重ねれば、肉体の老いを感じていきますので、精神面の若さを脳トレで日々向上させていきたいと心がけてはおります。
 テレビや新聞等で「健康長寿」「PPK」(ピンピン、コロリ)という言葉をよく見ききするようになりましたが、毎日の生活で実際に実行する事は大変な事だと思います。
 若い頃は健康に自信ありの人生でありましたが、五十才を過ぎる頃から花粉症、脊柱官狭窄症、骨粗鬆症等、病魔が忍び寄る様になりました。
 夫婦の共通の趣味でもあります旅行にも思う様に出かけられなくなり、海外旅行は全く行かなくなりました。
 又、最近、同窓会やOB回に出席しますと、介護、年金、健康の話題で集中しています。
 六十を過ぎると我が身をもって体験している事なので大いに関心があるからだと思います。
 健康につきましては、老後の体力を維持する為にも、自分自身の自覚をしっかり持って他力本願にならず、日頃の運動、食生活の改善、規則正しい生活を実践していく事が実に大切かを感じている今日この頃です。


 私は子供の頃から運動嫌いで、結婚した時には夫から「お前はウンチ(運動音痴)だから、何をしても続かないな。」と言われていました。しかし、近所にカーブスが開設されるとのチラシを見た時、何か運動を始めたいのに、これと言って私にできる運動が見つからないと探していた時でしたので、すぐに入会の手続きに出かけました。初めて聞く名前で何をするのか具体的な事が良くわからなかったのですが、とにかく手軽にいつでもできるという事で体験させていただきました。
 習い事は長続きせず、中途半端になる事が多かったのですが、カーブスは二年六ヶ月目に入り、毎日楽しく続ける事ができています。
 インストラクターの優しいご指導と共に、イベント等を開催していただき、楽しみながらサイズダウンを推める事ができ、今年の「カーブスプリンセス」では腹囲マイナス五センチの結果を出す事ができ大変うれしかったです。
 又、昨年の人間ドッグで課題をいただいた体重マイナス四キロにもあと一キロ残すところまできましたので、五月までの一月間で目標を達成できるよう頑張りたいと思います。
 そして、肉体的な筋トレと共に脳トレにもチャレンジして、認知症の予防にも繋がるものはないか、自分の出来る事から何か新しい事に取り組みたいなあと思って、おりました折に、新聞で六十才を過ぎてから漢字検定一級合格との記事を読み、さっそく始める事にしました。久しぶりの試験勉強にワクワクしながら取り組み、去年二度目の挑戦で二級を合格する事ができました。この先のコースは難問ばかりで道程は長いですが、いつまでも学生時代のような気分でいられるのがすてきだと思っています。


 第二の人生、さらに健康で楽しく過ごす事ができます様に、カーブスはもちろん、趣味の旅行、編物等を続けていきたいと思います。