精神的なストレスが蓄積されているのだろうか。ストレスが原因の一つとされる、過敏性腸症候群と診断されたのは、10年以上前のこと。東京駅と北京駅が友好姉妹駅として15周年を迎えた。その記念の中国親善旅行について行くことになった。大都市をめぐる熱烈歓迎の旅でした。毎日が宮廷料理の晩餐会のようです。勿論日本から大量の水を持ち込んでのこと。現地の水には要注意であり、充分に気を付けていたにもかかわらず、客船の洗面所の水にうっかり歯ブラシを濡らしてしまった。早速、正露丸のお世話となった。その後も皆で回し飲みをすることになる。大陸移動には豪華客船東方皇帝号。列車はチャイナエキスプレス。それらの中国自慢の乗り物のトイレは下痢の痕跡で大騒ぎだった。多くの旅行者が水にあたったのか?12日間の旅は下痢と道連れとなった。


  お腹の調子が乱れたのは、この時以来となる。常に下痢を伴う不快な症状が続く毎日だった。何件かの病院を訪ね、漢方医では、何回も薬を調合してもらったが、ピタリと合う薬とは出会うことが出来なかった。この症状の特徴のひとつが胃の不快感を抑制するような薬を飲んでも効果があまり見られないようだ。症状そのものがストレスとなり、悪循環を起こすことになってしまう。症状が軽いうちにストレスの原因を除外することが出来たら、症状も好転することがあるようだ。ただストレスの原因を除去することは、そう簡単にはいかない。誰しもストレスと戦っている現代、それをゼロにすることはとても至難の技だ。専門医は「まあ。大きな気持ちで、ゆったりと、日常を過ごせばよい」と慰めの言葉を頂いた。これも私の個性、覚悟を決めて、一生下痢とは仲良くお付き合いし、諦めるしかないようだ。


 「筋トレは女性を救う」の看板を見た。カーブスに入会し、「筋トレは女性を救う」を心の支えとし、マシンを動かし続け5年が過ぎた。無理せず、ゆっくり丁寧に自分の力に合わせ、「筋肉、筋肉」と心で呟き祈る思いでした。


 気づけば効果的なトレーニングが、ストレスに負けない、やさしい筋肉となっていた。筋肉が力をつけ、内臓も所定の位置におさまり、働きを良くすることがわかった。運動することで脳への栄養がゆきわたりやすくなり、新しい脳細胞が生まれるので、心も強くなって、ストレスも感じにくくなったのだろう。人間のからだは丸ごとでひとつだから、からだも心も前向きになれるのだろう。
 もう下痢とは無縁になった今が一番快適である。


 茶道を趣味として大分たつ。今は月1回の会を楽しんでいる。帯結びも立居振舞も、いつまでもお茶を続けられるように筋トレをしてゆきたい。
 再び学ぶ喜びをあじわいたくて昨年放送大学に入学した。この冬菜園での土の天地返しもした。まだまだおもしろいことが沢山ありそうだ。意欲的に物事にとり組める毎日が楽しく満足だ。まさにストレスに負けない筋肉が私を救ってくれた。


 この先もカーブスの筋トレは続けてみせる