このコンテストに応募したのは、透析仲間、そして体力の無い人ほどカーブスで筋トレするとことが大事だと伝えたい、心身ともに元気になれる、そして合う靴探し、辛かった膝まで楽になったからです。カーブスと靴で以前と違う自分に驚いています。もうカーブス6年半でゴールドカードです。
 透析している私がカーブスのマシンなど使えるだろうか...。また、快く迎えて入れてもらえるだろうかと心配でした。以前、体操教室に入るのに病院の診断書を持ってくるよう言われたことがあるからです。そこのジムは飽きて、すぐに辞めてしまいました。透析導入の頃、週3回4時間の透析、身体はだるくやっと家に帰って寝て、他の日はほとんどテレビ昼寝の生活でした。
 そんなある日、外階段から10数段踏み外し地面に落ち、救急車で大学病院行きです。靴をちゃんと履いていなかったのと筋肉が無かったから、幸い背中の打撲でコルセットをして内出血が消えるまで安静ということで、入院せずに済みました。このまま寝たきりだったら、ロコモへまっしぐらの状態でした。


 この町にカーブスが出来、おそるおそる扉を開けると、ここは透析している人でも大丈夫との事、笑顔で温かく迎え入れてくれました。若いコーチで、軽快な音楽に元気よく明るい声で「@@子さん・・・@@こさん・・・」と声をかけてくれ、励ましてもらえる。カーブスは嬉しい所。おかげでこんなに長く続けられています。
 カーブス入店の頃の私は、透析の無い火・木・土曜日に行き、体力が無くゆっくりマシンを30分やっとこなし、そして整骨院でマツサージを受け、その日は何もできないくらいに疲れ家へ帰って寝ていました。それでも2週間位で身体が変わっているのは実感できました。便秘・高血圧・腰痛・肩こりが、だんだん解消。オキサベロン・降圧剤・沢山の湿布薬がだんだん減ってきたのです。しかし長年のステロイド薬で骨粗鬆症です。変形性膝関節症で階段の上り下りは膝小僧が痛く、手すりに体重をかけないと激痛です。
 カーブスのマシンも、スクワットは膝が痛くできません。しかたなくマシンの外、上に手を置いて腰の運動、痛みがなくなるとマシンの外でスクワットしていました。ほかの足のマシンは膝の痛みの無い程度にはゆっくり動かしていました。そして膝の負担になる正座はしない、足を組まないようにもしました。歩くのも痛く我慢できなくなると、整形外科でヒアルロンサン注射を膝にしてもらっていました。初めは凄く訊いて、注射の痛みを我慢すればこんなに膝が楽に歩けると思えました。しかしだんだん効かなくなって、注射の痛みにもう注射に頼る事はやめようと思いました。対処療法ではなく膝の治療をと思いました。
 整形外科では、レントゲンで膝の内側の軟骨がすり減り、内側の骨と骨の間隔が狭いO脚で痛みが有るとの事。それで真っすぐ立つには、靴の外側を5mm高く、インソールで調節するよう処方箋をもらいました。保険適用でインソールメーカー業者の人に足型などをとり、2週間後にできあがり、シューズ型のインソールを1日1時間ほどスリッパで部屋で履く様に言われました。
 しかし外側が5mm高いと、歩くと足首が痛くなってしまい、しかたなくなくやめました。足首が治るまで3ヶ月位かかりました。


 ある日デパートで、ドイツで製作する最高のインソールオーダーと言われ足型をとり衝動買い、出来あがってためしたところ、大きめ靴の上にインソールの厚みが加わったのでスポスポ脱げ普通に歩けず、余分に力を入れて歩き足が全体が痛くなってしまいました。事情を言ってデパートに返品。病院の処方、インソール屋、靴屋、みな別々ではやはりだめだと思いました。良い靴はトータルでないと、と思いました。
 透析の主治医は杖を附いて歩きなさいとのこと。見渡すと透析仲間は私より若い人でさえ杖をついています。そして転倒して骨折している人、同年代で車椅子の人。「でも私はちゃんと歩きたい!!」そのころカーブスではプロテイン促進をしていました。プロテインはリンが高いので、透析患者は飲めません(水分、塩分、たんぱく質、カリウムは半分位)プロテイン、高蛋白摂取ができるカーブスメンバーを妬ましく、痩せてはダメな私は、同じ思いの人はいないと孤立感がありました。とりあえずこれ以上筋肉が減らないようカーブスを続けるしかないと思いました。
 ある日、良い靴屋が見つかりました。大学病院に出張して、特殊な足の靴を最初から一人で作ることができる職人の靴屋「(GLUCK)砂町銀座」。店内に入る歩き方を見て、「O脚のあなたにはこの靴が合いますよ」と勧められました。それは何の変哲もない靴です。最高のドイツ製の靴で踵は固く、紐で足の踵を固定、きつく結び、土踏まずにも体重の重みを分散していい感じです。5本指の靴下をくださり、「靴の中で指は動くから、踵から着地し地面を指で掴むように歩きなさい」と指導されました。
 そして右外側0,4mm高く 左外側0.3mm高くの店主オリジナルインソールをオーダーで1週間待ちました。1週間後、お店に行ってその靴を履くと、しっくりいい感じです。でも出かけて帰ると、こんどは左のボール内側が痛く、又靴屋で新たに微調整のインソールをオーダー。
 私は長い事癖のある歩き方だった為か、左足ボールに弱い痛みはしばらくありました。でもこんどこそ治療と思い、2~3日置きに履いたりしていたところ、3ヶ月くらいすると痛みはどこにもありません。そして普通の靴でも大丈夫です。もう痛みは無く、手すりは無用で、トントントンと階段の上り下りしできます。カーブスのスクワツトマシンも試してみると、痛みはありません。ラクラクスクワットできるようになっていました。「太ももの筋肉と腹筋がついたから、膝の負担が無くなり、良くなった」と店長に言われました。私はマシンと靴両方だと思います。カーブスに通い始めて6年目に快適に全部のマシンができるようになったのです。マシンを持ち上げるのも重い!と思っていたのに楽に上げられます、腕にも筋力がついてきたのです。夢のようです。


 最近コーチに「別の店に手伝いに行った時、透析している人が体験に来たので、木村さんを思い出して、透析の人でも大丈夫、マシン頑張って元気になっているよと言った」と言っていました。そうか、私のこれまでのカーブスの体験は、他の患者の為になるのだと実感しました。30万の透析患者がいるのですから、私1人では無いと思いました。
 カーブスは脈を測り、コーチに申告し、無理なく自分主役のペースでマシン筋トレが安全にできます。
 QOLの向上、透析仲間の「ピンピンころり」より「カーブスでピンピン」
 制限食でもしっかり栄養を摂取しないと透析のダイアライザー(浄水器のカートリッジの様なもの)に毒素の他に栄養、カロリーも抜き取られてしまうのでロコモになりがちです、そして死亡のリスクも多いのです。
 私は生きる為「しっかり5時間透析、しっかり食べ、しっかりカーブス」
 去年透析合併症で喉の手術(副甲状腺敵)の為入院で、2週間はカーブスに行けず病院の廊下でスレッチカーブスに出会う前の自分を思いおこし寝てばかりいたら腰痛にならないか心配、早くカーブス行きたい!退院した頃コーチから明るい声で励ましの電話でいつも繋がっていると安心。
 あらためてカーブスに席を置ける環境に感謝です。
 私の体験で少しでも元気になれる仲間、又カーブスの方に解ってもらえたら嬉しいです。