私は前職で舞台の仕事をしていました。自らが舞台に立つだけでなく、トラックへ重たい機材を積んだり、舞台で道具を組み立てたりと、舞台づくりすべてを自分たちで行っていました。そのため、体には偏った筋肉がついて姿勢がアンバランスになり、腰痛や足のしびれには常に悩まされていました。整体に行くと、体が硬すぎて治すのが大変だ、といつもびっくりされました。
  舞台の仕事にはシーズンがあり、仕事がある時は早寝早起きの肉体労働が毎日続くので、頬がこけ、体は部分的にムキムキになり、痩せていきますが、仕事がないシーズンに入ると、体を動かさないので筋肉は落ちて脂肪に変わっていきます。それが30代半ば、急に過剰な脂肪がつくようになり、ズボンのウエスト上に、餅のようにぼってりと脂肪が乗っているのを見て、かなりショックを受けました。それで、偏った骨格を治すためと、脂肪を落とすため、そして舞台に立っていた時のスタイルに戻るため、体を動かして筋肉を適度にバランスよくつけたいと思うようになりました。それで、カーブスの看板を見つけ、お試しで一周体験し、やれそうだったので、すぐ入会しました。
 職場から家への帰り道にカーブスがあるので、時間が間に合う時は必ずカーブスに行きました。30分で効率よく体を鍛えることができるのはとっても便利です。さすがに舞台に立っていた頃のようなムキムキボディにはなりませんが、全身にほどよく筋肉がついているので、調子がいいです。
その後退職して、介護の仕事に就きましたが、人間相手の仕事。精神的にとっても疲れた時、カーブスに行って体を動かすと、終えた時に心までとってもスッキリしていることに気づきました。それに、同年代のほかのスタッフに比べて私は体力があり、利用者様と一緒に運動をする時も、元気いっぱいやれるので、「体操の先生」といわれるようになりました。こんなときいつも「カーブスに行って鍛えているおかげ」と思います。それでますますカーブスに行くのが好きになり、仕事が終わると急いで着替えて電車にとび乗り、カーブスに間に合うように動くようになりました。おかげさまで、職場で行われた健康診断では、夫と私は同じものを食べているのですが、私は悪玉コレステロール値が基準値より低く、善玉コレステロール値が最高でした。夫は真逆でした。夫と私は職場は同じですから、違いはカーブスに行っているか否か、だけです。この結果は私の最大の自慢です。
 私たちが子供をもつことを決意すると、驚くほど簡単に子供を授かりました。妊娠しても、おなかが張らないように気をつけながら、安産を目的に、出産ぎりぎりまでカーブスに行くことを目標に掲げて、相変わらず週に2、3回は必ずカーブスに通い続けました。周りの人からは、「大丈夫なの?なぜそんなにしてまでカーブスに行くの?」と常に質問されましたが、筋力が少しでもあったほうが身を守れると思いましたし、動くことで精神的に不安定になることもなかったですし、私が少し無理をしてしまった時も、「このおなかの子は大丈夫」という自信もなぜかありました。高年齢なので、妊娠高血圧には特に注意しないといけませんでしたが、食事とカーブスのおかげで体重の増加を抑えることができました。そしてなにより「とても妊婦にみえない」と周りから言われるぐらい、ずっと変わらず元気でいられました。産休に入ってからは、外に出て体を動かす機会も無ければ、人と話す機会も無いため、毎日欠かさずカーブスに通い続けました。大きなおなかで動いていると、知らないメンバーさんから必ず話しかけられます。「出産日はいつ?」と同じ質問をされますが、それも嬉しい気分転換になりました。今まで誰とも話す機会がなかったのに、妊娠している、ということで知らない方々からきさくに話しかけてもらえる。嬉しいことです。そして家で体脂肪計に乗ってみると、出産日が近くなってお腹が大きく成長し、体重は増えていますが、その内訳は、脂肪の減少と、筋肉量の増加によるものでした。夫に「凄いね!スーパー妊婦だね」と笑われました。
 そうしておしるしの出た朝、そろそろだなと思った私は、午後にカーブスに行っていつも通り筋トレをした後、スタッフに「多分明日あたり産まれるから。」と、しばらくのお別れの挨拶をしました。そしてその日の夜に陣痛が来て、翌々日の早朝、とうとう3200gの女の子を出産しました。なんと、自分の目標通り、ちゃんと出産直前までカーブスに行けたのです!これは私の大きな自慢です。へその緒が巻いていたので、急きょ帝王切開になってしまい、残念ながら安産とはいきませんでした。でも、回復はとても早かったです。痛みはありますが、手術二日後には院内を歩き回っていましたので、スタッフや親戚に驚かれました。貯筋のおかげだな、と私は思いました。カーブスのスタッフの方々がすぐにお見舞いに来てくれ、来れないスタッフの方は、替わりにビデオレターを送ってくれました。私がなぜあんなにカーブスに行きまくったのか、きっと、あったかいスタッフの方に会えるからというのもあったでしょう。
カーブスで肩まわりの筋トレをしていたおかげか、スタッフにびっくりされるほど私の母乳の出はよく、赤ちゃんもみんなから「おっぱい星人」と呼ばれるほど、ゴクゴク飲みます。おかげで赤ちゃんの体重は減ることがなく、どんどん増えていきました。一度の授乳で普通平均25グラム増えるところを、50グラム増えました。体重を測るたび、スタッフが歓喜の声をあげていました。元気いっぱい、もりもり飲むところは、さすが私の子だな、と思いました。そして産後一か月後に、私はカーブスに復帰しました。カーブスのスタッフの方々が私を見て、驚きと喜びの顔で私の名前を呼んで迎えてくれた時、私はあったかい気持ちで胸がいっぱいになりました。「もう帰ってきちゃったー」と私は笑いました。カーブスのスタッフ、メンバーさん達の生き生きした雰囲気は、家の中にこもり続けてすっかり鬱々とした私の心を、颯爽と吹き飛ばしてくれました。新しい空気を吸った気分でした。スタッフの方が笑顔で心配して「大丈夫ですか、無理せず、少しずつにして下さいね」と言って、私をずっと見守ってくれているのがわかりました。それも嬉しくて、何かあって迷惑をかけてはいけないと思い、少しずつ、体を慣れさせていく程度にしました。2回目以降は、今までとほぼ同じように動けるようになりました。
 今では、夫に子供を預けて週3日はカーブスに通っています。行くと私の顔を覚えているメンバーの方が、復帰した私を見て今度は「いつ生まれたの?安産だったでしょ?」と聞いてきます。その度に「あのね、実は・・・」と同じ答えを言います。
 私は寂しがり屋なので家にいるととても孤独な気持になります。カーブスに行けないと気分が落ち込みます。カーブスがあるおかげで、私の心と体は元気になれるのです!カーブスだいすき!!