私がカーブスに通い始めて5年が過ぎ、先頃手元にゴールドカードが届いた。現在通っている青森ラ・セラ東バイパス店は開店してからまだ2年も経たない店舗なので、ゴールドカードを持っているのは今のところ私だけ、なんだかちょっぴり気恥ずかしい。夫が転勤族であるせいで、釧路→札幌→青森とカーブスの移籍を重ねてきたのだ。途中旭川でトラベルパスの利用経験もあるから、4店舗を渡り歩いてきた旅ガラス?とでもいえようか。
明るく活気あるいずれの店舗でも、メンバーさんの真摯に筋トレに取り組む姿勢に励まされ、コーチの熱心さにも助けられて、今日まで続けているのだが、特に昨年4月から通っている現在の店舗には常々感心していた。カーブスのコーチは皆厳しい研修を経て一人前になるということは知っていたが、ここのコーチは本当に素晴らしい!移籍してきてまず気がついたことだが、開店してから年数の浅い店舗にもかかわらず、これまでのどの店舗にも負けないほどメンバーさんたちが平均して上手にマシンを使えているのだ。もちろん、釧路にも札幌にもコーチ並みに上手にマシンを扱えるメンバーさんはたくさんいた。だが、どちらの店舗も今の青森の店舗より何年も前から営業していたし、当然古参?のメンバーさんも大勢いたことを考えると、短い経験でこれだけ多くの人が正しくマシンを使えているというのは驚きだった。運動神経のさほどよくない私など、全部のマシンを納得いくように使いこなせるようになるためには、一体何人のコーチの指導を必要としたことだろう・・・。
もちろんかつて通っていた店舗にも、人柄もよくて優れたコーチは何人もいたのだが、しばしが転勤なのか、個人のご都合なのか、店長など店舗の核となるベテランコーチを除いては、比較的短いスパンで顔ぶれが少しずつ変わっていくことが多かった。それが、今通う青森の店舗ではこの1年の間ではお1人が辞め、新しく2人のコーチが加わっただけ、しかも皆が皆、とびっきりの笑顔を持ち、メンバーさんの気持ちを汲んだ気働きもできる人たちなのだ。もちろん指導も的確で、初心者にはまずマシンに慣れること、中級者にはより筋肉を鍛えるための留意点やコツをやさしく分かりやすく、時に厳しく教えてくれている。だから、経験年数の浅いはずのここのメンバーさんたちも正しいマシンの使い方が出来るようになったのだろう。
ただ、この3月で今いる5人のコーチのうちお2人がご都合で辞めてしまうのだという。とても残念だ。引き続き残るコーチたちももちろん優れたコーチなのだが、あのとびっきりの笑顔が2つ欠けてしまうのはとても残念でならない。
日々私と共に筋トレに励まれているメンバーさんたちに言いたい。「もしかして気がついていないかもしれないけれど、私たち、この1年本当に素晴らしいコーチに恵まれていたのよ!」と。サーキットの中ではメンバーさんの表情が日々輝いていく姿を、実はこっそり目で追っている私、仏頂面でもくもくとマシンを動かしているように見えるだろうけれど、話しかけられても津軽弁を聞き取れる自信がなくて黙っているだけ。聞かれれば、これまでの体験談~病気で入院した母を離れた土地から見守ることしかできずに、気をもむばかりだったときにカーブス通いで気分転換をさせてもらっていたことや、椎間板ヘルニアが見つかってからもカーブスでの筋トレを続けながら完治させたこと~を話すことはできると思う。
サーキットでのマシン・トレーニングを終えたストレスエリアでは以前いた札幌の店舗を思い出す。
札幌の店舗の天井には店長の書いたお習字が張られていて、ストレッチの最後に天井を見る~ホラ、最後12番目のストレッチではどうしたって天井が見えるじゃないですか~と、「晴れたら来る!」「雨でも来る!」「ヒマなら来る!」等々のスローガン?の数々・・・。張り紙のない天井を眺めながら、これまでお世話になったコーチたち、最初に私をカーブスに誘ってくれた友人、一緒に汗したメンバーさんたちのことをふと思い出す。
転勤族の夫は来春定年退職を迎える。たぶん私も来年は3度目の移籍をすることになると思う。この先何年カーブスを続けられるかわからないが、この1年これだけ気持ちよくカーブスに通えたことは決して忘れないだろう。もうじき、青森で過ごす最後の1年が始まろうとしている。生活のメリハリと気持ちの張り合い、お肌のハリをキープして次の1年も筋トレに励もうと思う。
いろいろな事情を抱えながら筋トレに励むメンバーさんたち、それを支えてくれるコーチたちにもまたいろいろな事情があって、出会いと別れが繰り返される・・・。そうだ、もしかしたらベテランメンバー~ゴールドカードを持つ私は、新人コーチを育てていくことができるのではないかしら。そうだ、それくらいの気概を持ってこの4月からの1年は通おうじゃないの。
さぁ、メンバーの皆さん、今日もメリ、張り、ハリで、お互い頑張りましょうね!!!新米コーチさん、臆せず、ハリのある声で私たちのご指導お願いしますね。そして、元気な笑顔のベテランコーチさん、時に厳しく、けれどお手やわらかに!?よろしくお願いします。