2015年1月末2度目のインド旅行に出かけました。お釈迦様の一生を訪ねる旅です。
仏教とは釈迦になること、釈迦のような心、仏教の優れた特色は対症療法ではなく、原因療法なのです。仏教の理想像は中道。
強い日差しのもと、カラッとした思考が生まれました。仏陀の合理的、心理的アプローチも生まれました。生命科学者の柳澤桂子さんは釈迦という人はものすごい天才で真理を見抜いたと思っていますとおっしゃって居ます。インドは広大で、歴史も古く、興味深いテーマが数限りなくあります。
人間の知っていることは、世界のごく一部です。足ることを知り、わずかの食物で暮し、雑務少く生活もまた簡素であり、諸々の感覚が静まり聡明で、高ぶることなく諸々の家で貧ることがない。(スッタニパータ)
旅から帰って京の冬の旅に出かけました。バレンタインデー前でチョコレート売場のにぎわい、そして18人のショコラティエのチョコレートのみごとさにびっくり。和紙のブックカバーに合う本を探して、みつけた本はヘルマン・ヘッセのシッダールタ。ジェノヴァを出発してスマトラ島のパレンバンまでインドの旅に3ヶ月を費しています。
私は考えることができます。待つことができます。断食することができます。(あるインドの詩)現世で叶わないものが二つだけあるそうです。安心して暮らせる生活を死なないという事です。暇と退屈の倫理学に我々は妥協を重ねながら生きているとありました。誰でもが中途半端な結果に耐えなければいけない。年齢に関係なく死は常に隣り合わせにいます。私は80歳、90歳、100歳がどのようなものか発見する過程にいます。
年齢という現実を探検している所です。ニューカレドニアの旅へさそわれました。
1月2月は真夏、9月~11月は乾期です。成田空港、関西空港から8時間です。フランボワイヤンの花咲く天国に一番近い島、ミクロネシア・ポリネシア・メラネシアは地球の楽園と言われています。メンバーのスケジュールで来年になりました。
旅の前に森村桂さんを訪ねて長野県軽井沢町のアリスの丘で本を読みケーキをいただく計画を立てた所2004年9月27日に永眠なさっていました。お立ち寄り下さいと葉書をいただきましたので緑とバラの美しい6月24日から27日迄散策を楽しんできます。
4月1日(水)博多港よりにっぽん丸で花咲く春の八丈島と淡路花博2015のクルーズに出発。5月3日(日)ドイツ・ハンブルグ港よりオランダ・春のキューケンホフ公園迄 イギリスのクイーン・エリザベス号にも乗ってみる事にしました。チュニジアの首都チュニスで国立バルドー博物館が襲撃され20人以上が死亡した事件は楽しいはずの旅人に大きな衝撃を与えてしまいました。
6月迄旅の予定はありますが、少し立ち止まってみようかなと思うこの頃です。