全くカーブスと関係ないと思ってしまわれる話題から入ります。 息子が大学の交換留学でドイツに行くことになり、夏の終わりに出発しました。 向こうでの生活の様子も気になるし、大学や寮もみたいなと思い、秋の日本の三連休に航空券とホテルのチケットをとって 1人ドイツに行きました。 行った日程が土、日を利用しての三連休だったので、原則ドイツでは土、日はお店は休みだし、 大学や寮のある場所は都心ではなかったこともあり、ドイツに行ったといっても観光地をみたわけでも、 お土産を買えたわけでもないのですが、息子にも会えたし、大学や寮にも行けたので、 1人で旅立った自分にある程度満足しました。

 息子とドイツの地下鉄に乗っていた時の出来事です。 出入口の両端に各々息子と私は立っていました。途中の駅で40代のドイツ人の女性が左手に大きなスーツケースを、 右手に中くらいの大きさのスーツケースをキャスターをころがしながら私達の立っているドアのところへ 乗ろうと近づいてきました。 少し段があるので、女性は息子にドイツ語で大きなスーツケースを一緒に持ち上げて欲しいと頼み、 息子はドアの内側から女性と一緒に大きいスーツケースを持ちあげました。 それをみていた私は、全くの親切心でもう一方の置いてある中くらいのスーツケースをドアの 内側から中へ入れようと持ったとたん、 女性がバッと私の方へ向き、厳しいまなざしと口調でドイツ語で非難されました。 その後、誤解はとけましたが、きっと女性は何も言わず自分のスーツケースに手をかけた私を、 荷物を置きびきすると感じられたのだと思います。 私はドイツ語がしゃべれないし、話しかけられても理解はできないので、 手伝いたいという思いで手を出してしまったのですが、 たとえ日本語でも身ぶり手ぶりを混じえてでも女性に声かけするべきだったと深く反省しました。 思っていることは口に出して、表現して相手に伝えるべきだと。特に外国では。

 帰りの飛行機が2時間出発が遅れました。 途中1回乗りつぎだったので、オランダのアムステルダム空港で乗りつぎの大阪便にかけこんで乗るため、 空港内を走りに走りました。 私は乗れたのですが、最初の飛行機が遅れたために、私のスーツケースは関空で待てども出てこず、 次の日の朝便で帰ってきました。

 私は、小、中、高、と成積の備考におとなしいと書かれるようなひっこみ思案な子供でした。 大学や社会人になってもおとなしいとか静かだと思われていました。 その私がツアーに入るでなく1人でドイツに行けたのは、 カーブスで自分の体に向き合って毎日続けていられるところからくる、 自分に対する自信がもてたからだと思います。 行こうと思う思いきりや、空港でのハプニングにも一生懸命に走れたし、 困ったことにもパニックにならず自分のできる限りの対応ができたと思います。

 若江岩田の歩いて5、6分のところにカーブスができて、 30分の自分の時間をやりくりして、 毎日楽しくて前向きになって、ささいなことかもしれないけれど 確実にカーブスの毎日は私を少しずつ身も心も変えていってくれています。 蝶の羽ばたきがやがて世界を変えるという言葉があるけれども、 私のこのささやかな変化が若江岩田の他のメンバーさんに、 そして大阪、関西、日本、世界へと広がっていくといいなと思います。 カーブスは世界中にあるのですから、他の国のカーブスにも行ってみたいなと私は夢みています。 私は最近ちょっとひざを痛めてしまいました。 ワークアウトのボードでピョンピョンできません。自分のひざをいたわりながら、 同時に人の痛みを身をもって理解できたと思っています。痛みは言葉では伝わらないところがあります。 実際に体験してみてこんなに痛いんだと感じるんです。だから痛みのある方に対してやさしい気持ちになっている私がいます。自分の体にも言葉がけをしてあげて、この先何十年と付き合う体だから責任と愛情をもって、また明日もカーブスに行きます。

 女性の体を大事に思ってくださるカーブスにであえて、本当によかったなって思います。 音楽に言葉はいらないっていいますが、運動も世界で言葉以上の理解しあえるものだと思います。 でも、パプニングに対応できるたとえ単語でも語学の勉強はしようと思いました。