あぁ定年がくる。夫の病気を支え、自分の事はかえりみず、一身に仕事に明け暮れる。 ある日、足がずり歩行になっているのに気付く。足が上がらない。 あぁ、人の世話をしてきた私が自分のことがこんなに分からなかったのか。 足と腰に痛みがありバンドをすると楽になる。

   東洋医学関係の施設で痛みをとる処置をしてもらう。3日ほどするとまた痛みがおきる。 先生のストレッチで脚の開閉ができないことを知る。どうしていいか分からない。 どうのこうの言っていると1年が来た。自転車で走っていると転倒。時には頭を打つこけ方もする。 国道の植木に倒れることもあった。 決まって80歳くらいの老人が、すーと楽そうに走っていく。

 「くそ 負けるものか」と心で思っていると、ある日「カーブス」のチラシを見た。 しんどい、イライラする。すべて食べ物にいっていて、体重は3桁。 生きたいですか 死にたいですか。体型もいきつくとこまできている。 体操教室も今まで考えたこともなかった。なぜなら苦しくて続かないと思ったからである。 目をつむってカーブスの門をたたいて飛び込んでみました。 どうだろう、明るいコーチ。メンバーさんの笑顔。スーと入ることができた。 トレーニングみんなが2回まわるところを、1回がやっとこさではあったが、焦らずこつこつ続けた。

 今は半年でコルセットもつけず、トレーニングも2周できるようになり、 腰と脚の痛みが楽になり、人から小顔になった、やせた、顔のつやがよくなった、 きれいになったと言われるようになりました。 12月にはすてきなお洋服を着るということを目標に、食べ物に気を付け、 無理のないようにトレーニング続けていきたいと思います。