平成29年3月下旬のある日のこと。
その日、私は郵便小為替を購入する為に郵便局に来ていました。そこで当時の店長が女性のお客さんに声をかけていました。その時、私は(カーブスか...)と思いながら順番待ちをしていると、私にも声をかけてきました。
実は7~8年前にカーブスに通っていたことがありましたが、成果の実感が得られず引越を機に退会してしまいました。退会後一時的に痩せていったのもつかの間、気付けば20kg太ってしまった自分がいました。それまで着られていた服は全て着られなくなり、着られるサイズの服もなくなって大きめのダブっとした服ばかりを選んで着ることしか出きなくなっていました。いろんなことを試してみましたが、痩せるどころかますます太っていく自分がいて、投げやりな生活を送っていました。
そんな頃今の主人とつき合うこととなり、元々武道をやっていた主人はこれを機にと、私の食事コントロールをしてくれて、1年で15kgの減量に成功しましたが、あと5kgのところで停滞してしまいました。主人からもあとは運動していくしかないと言われていた矢先のカーブスとの再会でした。
店長に5月に結婚すること、以前にカーブスに通っていたことなどを話すと、店長も8月結婚予定で4月に寿退社することを話してくれて、そこで意気投合して店長はもう一度チャンスを下さいといって私を誘ってくれましたが、以前のこともあり正直迷いました。店長は、とりあえず体験だけでいいから来て欲しいと言われて来店予約をして帰りました。その夜、主人にカーブスの話をしましたが、半分聞き流すように聞いていました。
 体験来店まで少しの日にちがありました。そんなある日、カーブスの店長から1通の直筆の手紙が届きました。その手紙には、出会ったことへの縁の繋がり、もう一度チャンスを下さいといった内容のことが書いてありました。この手紙を読んで私は感動し、ここなら続けていけそうな気がしました。
その手紙は、今でも私の宝物です。そして...体験来店の日が来て、行ってみると今まで上がらなかった腕が少し上がるようになり、その日のうちに入会手続きを済ませ、気持ちを改たに天白土原店に通い始めることになりました。いざ通ってみると楽しくて以前とは全く違っていました。
入会して1ケ月経った頃の、5月5日私は結婚しました。結婚後も仕事に合わせて通っていました。結婚して2ケ月程経った頃のことでした。突然職場内で風当たりが強くなっていきました。いわゆるパワーハラスメントでした。そんな中、急に主人が福井に単身赴任となり1人で辛い毎日を過ごしながら仕事帰りにカーブスへ行き、何とか気を紛らわしていましたが、それも長くは続かず、いよいよ限界かと思った頃異変に気付いた主人が私を福井へ呼びよせてくれました。最後の力を振り絞り主人の元へ向かいました。抜け殻のようになった私に、主人はカーブスへ行くよう言ってくれました。
やっとの思いで車に乗り、ナビで探して小浜ショッピングセンターのカーブスへ行き、2週間お世話になることになりました。コーチはメンバーさん同様に私と接してくれ、またメンバーさんもみんな気さくに話しかけてくれました。毎日が楽しくて往復80kmの道のりを、日本海を見ながらドライブ気分で通っていました。通い始めて3日ほど経った頃、コーチがわざわざ、天白土原店へ連絡をして下さいました。
日に日に元気を取り戻す私を見て、主人はカーブスへ行くことを応援してくれるようになりました。名古屋へ戻る日が近づくにつれみんなと離れてしまうのが寂しくて、とめどなく溢れてくる涙を拭いながら車を運転していたことを思い出すと、今でも涙が止まりません。後ろ髪を引かれる思いで福井を後にし、名古屋へ戻ってきた私は、すぐに天白土原店へ行き事情を説明しました。店長からは今度行く時はトラベルパスを持っていくように言われました。戻って2週間が経とうしていた頃、小浜ショッピングセンターのコーチから葉書が来ました。その葉書を読んでいると過ごした日々のことが鮮明に甦り、涙が止まりませんでした。その後無事職場復帰することができ、以前と変わらぬ日々を過ごせる事ができるのもカーブスのおかげだと今も感謝の気持ちでいっぱいです。
それから数ケ月がすぎ、年も変わって春が訪れようとしている3月のある日、小浜ショッピングセンターへ今度はトラベルパスを持ち行くと「おかえり」とコーチが声をかけて迎え入れて頂けたことに感動しました。
もしあの時カーブスに通っていなければ、今の私はなかったなーと思います。カーブスを通して人との触れ合いの大切さを教えて頂けました。成果ですが、休み明けに行くとすごく痩せたねと言われました。さすがにカーブスの事は言えませんでした(笑)
プロテインは太ると大反対していた主人も私の変化を見て、今では黙認してくれるようになりました。今の私にとってカーブスは心の支えとなってくれいます。
今、私生活において新たな目標に向かい、歩み始めました。そしてこれからも自分が自分でいられるように、決して無理せず1歩1歩踏みしめて日々頑張っていこうと思っています。