平成二十四年の春、死を覚悟したほどの大病に見舞われ、娘に「ありがとう」の言葉を残し手術室へ向いました。そして運よく、無事に目を開くことが出来ました。
 それ以後、健康であることのありがたさを痛切に感じるようになりました。
 いつまでも、そこそこ健康で、そして笑顔を持ち続けたい、そのために、今の自分に何が出来るのかと考えていた時、近くに住む友人に勧められ、はじめたのがカーブスでした。そして二年経ちました。
 「ふっ」と気がつくと、日常に小さな変化が表われていました。
 体温が三十五度台から三十六度台になり、風邪もひかなくなりました。身体も軽く、「よっこらしょ」のかけ声も少なくなりました。背伸びしなくても高い所に手が届くようになりました。血圧も安定し、三十年間悩まされた腰痛も軽減され、嬉しいことの連続です。思わず笑みもこぼれます。
 今年は、念願の「クルーズ旅行」にも出かけたい、という希望もわいてきました。
 今、この心身の変化を友達や娘に話しています。そしてここまで続けられたことに感謝しています。
 齢、七十六歳にして目覚めた筋肉に感謝しています。サーキットで同じ汗を流す仲間も出来、濃い話も出来る仲間や友人にも恵まれたことに感謝しています。
 それから、笑顔で適確な指導をしてくれる三人のコーチに感謝をしています。
  ありがとう!