カーブスエッセイ大賞2018結果発表

作品詳細

佳作

「カーブスで前向きな自分を取り戻した」

和子様(59歳) カーブス境長井戸(カーブス歴:1年10ヵ月)

 35年続けた仕事を辞めることになったのは2度目のうつ病になったからでした。それまで「元気で明るい」というイメージで周りの人に言われることの多かった自分が、職場の中に自分の価値を見いだせなくなって、居場所を見失ってしまいました。


 私を信じて守ってくれたのは夫でした。
「自分の好きなことだけすればいいよ。好きなところにだけ出かけたっていいんだ。」と自宅療養の日々を見守ってくれました。おかげで半年後には近所の買い物に一人で行ったり、人目を避けてですがウォーキングができたりするようになりました。でも、心の中では「自分はなぜ仕事に、社会に戻れないのか」と落ち込んで「自分はダメじゃない、できることがあるんだから」と自分で自分に言い聞かせる事を繰り返していました。暗い気持ちの弱い自分が、何より悲しかったのです。


 そんなある日、通りかかったカーブスの前で、「ウォーキングだけでは筋肉は増えない」という言葉を見てショックを受けました。私は元気になりたい一心で毎日歩いていたのです。運動しなくては。けれど一人では続けられない。意を決してカーブスに電話しました。選んだクラブは家から2番目に近いクラブです。まだ人目は避けていました。
 対応してくださったコーチの笑顔と暖かい人柄、話を聞いていただくだけで救われる想いでした。ここでならがんばれるかもと期待できました。「運動不足」という長年感じ続けた後ろめたさがこれで解消できる、ストレスの1つが解消されるといううれしさもありました。


 誰も知り合いがいないので話す相手はコーチだけです。でも毎回必ず声を掛けてくれて、笑顔でサポートし、励まし、誉めてくれるコーチのおかげで、楽しい気持ちで通い始めることができました。
そして、私の気持ちを本当に楽にしてくれたのが、クラブに張ってあるポスターや呼びかけの中に書かれてあったコーチの言葉の数々です。
「私たちの目指すクラブ・頑張った自分をほめられる笑顔と自信あふれるクラブ・1人の成果を皆で喜び合い励まし合えるクラブ・思いやり、ゆずり合い、助け合い、気持ち良く通えるクラブ(あと2点は略)」
このポスターを初めて読んだときは、
「ああ、人の温かさ・優しさがここにはあるんだ。今の自分のままでこのクラブの仲間に受け入れてもらえる。」と、それまで構えて生活し、こわばっていた肩の力が抜けたような気がしました。それほど気持ちはまだまだ弱っていたのでしょう。


 「大好きなクラブの皆さんへ」という書き出しのコーチの通信プリント。はじめは、何か信じられない気持ちでした。でも、私たちメンバーよりもうんと若いコーチの誰もがそういう気持ちで向き合ってくださっている事が回数を重ねるうちに伝わってきました。本当に感謝しています。自分が思う以上に、自分たちを思ってくださるコーチがいて、いつでも頼れる心強さがこのクラブにはあると感じています。


 「細く長く あせらずくらべずあきらめず(略)今やっている事は5年後、10年後必ず活きてきます。今やっている筋トレこそが健康貯金です。
ずっと付き合っていきたい筋トレだから無理に頑張らなくていいんです。(略)みなさん、自分を誉めてください。1回でも2回でも今月来られなくても筋トレを頑張っているみなさんは素晴らしいです。花丸」
今やっている事を認めてもらえる喜び、無理をしなくても人それぞれでいいという安心、できることをがんばればいいんだという気持ちになりました。メンバーさんがそれぞれの立場でがんばっていると思えたとき、自分だけの世界に閉じこもっていた自分の気持ちが少し開いた気がしました。
この手書きのポスターをこれまで幾度も読み返して励ましをもらってきました。
メンバーさんにはいつもたくさんのパワーをいただいています。「髪の編み込み自分でやるの?上手ね。」と初めて声をかけてもらったときは驚きと緊張で、本当はうれしかったのに返す言葉に詰まってしまいました。
おそろいの曜日カラーのシャツで毎朝登場するグループの皆さんは、明るく元気でうらやましい存在です。10年先を行く私の健康のお手本です。次第にあいさつを交わすようになり、よく声をかけていただいています。


 クリスマスの写真撮影や「カーブスプリンセス企画」などでメンバーさんと話す機会が増え雰囲気にもだんだん慣れてきました。恥ずかしがったり、面倒くさがったりせずに、思い切ってやってみた方が何倍も楽しいということを、そのたびに感じさせられています。
「自分にできることを楽しんでやる」という前向きな気持ちは、入会して1年半が過ぎた今になってようやく戻ってきたと感じられるようになりました。まだ体調の波はありますが、気持ちはもう大丈夫。支えてくれるコーチや仲間もいます。無理せず、マイペースで1つずつ進んでいけそうです。
先日、学生時代のバンドサークルの仲間と一緒に、常総地区の歌声カフェイベントで演奏をしてきました。知らない人たちの前で演奏したり、話したり、歌ったりする事には、不安もありましたが、仲間と一緒にチャレンジしてみることにしたのです。自分が新しい事に、楽しんで挑戦する気持ちになれたことが、自分の中でまずうれしい事でした。


 当日は、音楽好きな同年代のお客様と楽しい時間を過ごすことができて、また一つ、人前に出られるという自信が持てました。
何歳になっても、新しい挑戦ができる、新しい出会いがある、わくわくやドキドキや感動に出会えると思うと、これからの人生がますます楽しみです。
今は、週3回を目標にカーブスに通っています。コーチの笑顔はもちろん、声をかけてくださる朝のグループの皆さんやクラブの企画で名前を覚えた方たちにお会いするのが楽しみです。一緒に来店をお約束するお友達もできました。


 これからも健康で明るく、前向きな日々のためにカーブスに通い続けたいと思います。今は、100歳まで楽しみながら元気で長生きすることが目標です

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